約 96,442 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/133.html
ここにはシュールな短編を置いてください 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 涼宮ハルヒのウイルス トライフリング・コーダ 長門有希の1日 もしもハルヒがゲームだったら 涼宮ハルヒのネットサーフィン 巨人の☆ 環 涼宮ハルヒの憂鬱?パロ フルーチェネタ 長門有希と愉快な獣達 バレンタインカオス 涼宮ハルヒの脱毛 ハルにゃんが大王 黒古泉 ナガえもん キョンのあだ名を考える 朝倉涼子の弁明 不条理日記 痔ネタ 手紙ネタ クイズ みくるの観察日記 モニタリング ピューと吹く!ハルヒ ミルキーウェイ 人生計画 長門とジャンプ感想文 門番の憂鬱 ドッキリ エビオスで精液ドバドバ キョンの性癖 オドリグルイ 鬼畜キョンの罠 ヤンデレーズ ケーキ 密室殺人事件 内視顕微鏡もしくは胃カメラ ハイテンションSOS団が出来るまで 鬼教師岡部 僕とあなたのスウィートナイト 長門の日記 馬鹿長門 古泉一樹の観察日記 涼宮ジョジョの奇妙な憂鬱 ブギウギ・マンハッタン・ツイスター キョンの絶望 それぞれの呼び方 長門vs周防 長門vs周防 ~その②~ ドッグファイト! ドッグファイト! ~その②~ 涼宮ハルヒの逃避行 ~その①~ 涼宮ハルヒの逃避行 ~その②~ 朝倉涼子のおでん 長門vs周防、再び 長門vs周防、三度 ちょっとアホな喜緑さんと長門さん エスパーマンが倒せない 朝比奈みくるのバット 朝比奈みくるのバット ~裏腹~ 朝比奈みくるのバット ~蒸し返し~ 朝比奈みくるのバット ~満願成就~ 仮面ライダーナガト 仮面ライダーキョン王 涼宮ハルヒの24 北高附属大学入試問題 サークルオブザムーン ● 佐々木の災難な日常 SMステ 古泉一樹の大暴走 門長艦軍本日大 くたばっちまえ 続!古泉一樹の大暴走 涼宮ハルヒの情報連結解除 スズミヤ家族24 幕張おっぱいほしゅ パフォーマンス過多な雪かき的文章(或いはB・L・Tサンド) -じくも-ズーリシ門長艦軍本日大 プーン 北京 世界のナガアサ 抜け殻 脱皮 小箱 空蝉 WC セキグチさん(ホラー) 周防九曜の侵略 涼宮ハルヒの仕業 涼宮ハルヒの悲鳴 長門有希とガリレオ 若布マヨご飯 もしもキョンが……シリーズ キョンにゃん、或いはネコキョンの可能性 せんてぃぴぃど 黒木田保守 催眠療法士喜緑さん 涼宮ハルヒの呪縛-MEGASSA_MIMIKAKI+冥&天蓋こんにゃく百合カレーmix-Relinquished あなたにポテト~差し入れの焼き芋にょろよー!!~ Dear My Friend いかすめる きらーん☆(註:メガネが光る音)かいちょーさん スク水 エロデレハルヒ 住民たちの団結 羽化 世にも珍妙な物語~内臓ブギウギ~ 胡蝶の夢 ポケットの中
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2026.html
Report.16 長門有希の憂鬱 その5 ~朝倉涼子の報告~ 「ゆ……き……?」 涼宮ハルヒは、突然現れたわたしに恐る恐る声を掛けた。わたしは無言で視線を向ける。 「話はあと。」 極めて短い返答。わたしは二人に向けて言った。 「朝倉涼子、支援を要請する。ハルヒ、下がってて。」 「な!? 何言(ゆ)うてんの!?」 【な!? 何言ってんの!?】 ハルヒが声を上げた。 「涼宮さん!!」 彼女に負けじと声を張り上げる涼子。 「今は……長門さんの言う通りにして!!」 「あんたは、あたしに黙って見てろって言うん!?」 【あんたは、あたしに黙って見てろって言うの!?】 「だいじょうぶ。」 わたしが声を掛ける。 「あなたが信じてくれる限り、わたし達は負けない。」 「そんなこと……!」 わたしは彼女を見据える。しばらく見つめ合っていたが、とうとう彼女は観念した。 「……分かったわ。でも、約束やで? 絶対、無理したらあかんで。」 【……分かったわ。でも、約束よ? 絶対、無理しちゃだめよ。】 「約束する。」 彼女は後ろに下がった。わたしは攻撃者に向き直る。 攻撃者は、目の前の状況が何を意味するのか、正しく理解していなかった。わたしの全身から立ち上る、無言のプレッシャーを。『透明オーラ』を。すなわち、闘気を。 わたしは、正に怒り心頭に発しようとしていた。 『情報統合思念体と接続できないの。』 涼子は通信で状況を伝えてきた。 『この襲撃してきた一派……過激派に、情報統合思念体の一部が乗っ取られている。通信プロトコルが強制的に変更された。あなたが接続を切られているうちにプロトコルが改竄されたため、あなたが接続できない。今からプロトコルを伝える。』 わたしは涼子に、プロトコルその他の必要な情報を送出した。 『同期……確認。プロトコル解析……終了。再接続試行……接続成功。OK、行けるわ。』 わたしは、帰ってきた。彼女がわたしに会いたいと願ったから。 わたしは、三人称である『観測者』となっていた。しかし今、一人称である『長門有希』を取り戻した。 わたしは、攻撃者に視線を集中させる。攻撃者は、彼女達に危害を加えようとした。その事実だけで十分。 「あなたは、わたしを怒らせた。」 情報連結解除は、たやすい。でも、それではわたしの『怒り』が収まらない。直接殴らないと気が済まない。 「……覚悟して。」 『長門さん。涼宮さんの前で、どうやって戦うつもり?』 涼子から通信。 『人間の能力の範囲内で行動する。「武術の達人」程度。でも、やり過ぎてしまうかもしれない。』 『あれだけ仕事が正確な長門さんとは思えない、感情的な発言ね。』 『……この気持ち、いずれあなたにも分かる時が来る。』 その後の様子は省略する。なぜなら、ほとんど覚えていないから。わたしは、人間の言葉で表現すると『怒りに我を忘れた』状態になっていた。断片的にしかログが残っていない。 長門さんは怒りに我を忘れ、ログが正しく記録されていなかったようなので、以下、長門さんに代わってわたし、長門有希任務代行・朝倉涼子が報告します。 追い詰められたわたしは、賭けに出た。 話の展開としてはかなり無理があったけど、状況が状況だけに、仕方がなかった。それに、涼宮さんも、完全に現実感を喪失していたので、都合が良かった。多少話に無理があっても、気付かないから。 とにかくわたしは、涼宮さんに、長門さんがここに助けに来るというイメージを持つよう誘導した。その甲斐あって、ついに長門さんは復活した……のは良いんだけど、彼女の目の前で鉄筋の雨を爆散させるなんて、そんな派手な情報改変はまずいんじゃない!? 『問題ない。それに、やるなら盛大にとことんやった方が、あとでごまかしが利く。』 彼女の常識から大きく外れた、ありえない現象を見せ付けた方が良いっていうわけね。でも彼女はかなり非現実的な出来事に敏感だから、ごまかすのは大変なんじゃない? 『そう。だから、とりわけ盛大に行う必要がある。ためらえば感付かれる。』 ……ちょっと、今の長門さんは、何と言うか『危険な香り』がするわね。 『わたしは至って冷静。』 他のインターフェイスならともかく、わたしの目はごまかされないわ。その全身から立ち上る闘気は何ですか、長門さん。 『……気にしてはいけない。』 気にするっちゅうねん! というツッコミはさておき。長門さんは、攻撃者に向き直って言った。 「あなたはわたしを怒らせた。覚悟して。」 やっぱり怒ってんじゃん! 長門さんは腰から武器――ヌンチャクと呼ばれる、二本の棒を鎖で繋いだもの――を取り出し、わたしの周りに突き刺さった鉄筋を薙ぎ払った。わたしは長門さんに助け起こされる。 「あなたにはこれを渡しておく。」 そう言って長門さんは、背中に背負っていた長い包みをわたしに手渡した。開いてみると、 「薙刀……」 そこには、長い柄の先に湾曲した刃物が付いた武器が入っていた。 『涼宮ハルヒの嗜好を考慮して、あなたに似合う武器を選定した。刃は付いていないが、それ以外は本物に限りなく近い。以前のあなたの得物とは違うが、問題ないと思う。』 前科(ナイフ)の話は勘弁して…… 薙刀の使用法をダウンロード……完了。『薙刀使い』のできあがり。 「わたしは攻撃者を叩く。あなたは涼宮ハルヒの護衛をしてほしい。」 「了解。」 わたしは、涼宮さんの元に戻った。 「あんた、薙刀使えるんや……」 【あんた、薙刀使えるんだ……】 「まあね。嗜む程度には。」 そういうことにしておこう。『謙遜』って言うんだっけ。……ちょっと違う気もするな。 そんなやりとりをしてる間に、長門さんは華麗にヌンチャクを振り回し始めた。無言で。情報検索……『李小龍』っていうアクション俳優の動きなのね、これは。なるほど、確かに彼は、人間にしては良い動きしてるわね。動きに無駄がないわ。 ウォーミングアップと威嚇を兼ねたヌンチャク演舞を終えて型を決めると、長門さんは攻撃者と静かに相対した。沈黙が辺りを支配する。仮想段階での攻撃の応酬が繰り広げられている。人間の言葉では『気組み』等と呼称するそうだ。 先に動いたのは、長門さんだった。滑らかに身体を滑らせ、攻撃を開始した。 速い。というか、鬼気迫るものがある。鉄筋の射撃をものともせず、ヌンチャクが舞う。ヌンチャクが止められれば、すぐに鋭い前蹴りが飛ぶ。あまりの速さに、攻撃者反応できず。蹴りが入った一瞬後に、攻撃者の意識が蹴りを入れられた部位へ向かう。そのためガードが少し下がったのを、長門さんは見逃さなかった。 左正拳突き……いや、ジャブか。そのまま素早く左三連打。一発一発がそれぞれ必殺級の威力なのに、あくまでコンパクトに素早く打ち込んでいく。三点バースト射撃とでも言うべきだろうか。そして再びヌンチャク乱舞。サンドバッグを殴るかのように、攻撃者を翻弄する長門さん。 いい加減うずくまりそうな攻撃者の頭らしき場所を左脇に抱えると、背後で右踵を跳ね上げるように使って蹴る。いったん攻撃者を身体の正面に持ってくると、左膝蹴り。そして胴回し蹴りからそのまま逆立ち状態で攻撃者の首らしき部位を脚で挟むと、攻撃者の足元に飛び込みながら、地面に叩き付けるように投げた。 ……また派手な技使うわね。 「白……か。」 後ろでポツリと呟く涼宮さん。あー、スカートの中のことを言ってるのね。 ちなみに今の攻撃は、相当な速さで繰り出されたけど、さすがは涼宮さんね。あの速さで見えてるのか。そういえば、わたしの時にも何か言ってたような……と思ったら、ぽん、と肩に手を置かれた。 「あんた……結構可愛いの穿いてるんやね。まさか縞パンで来るとは……萌えのポイント高いわ。」 【あんた……結構可愛いの穿いてるのね。まさか縞パンで来るとは……萌えのポイント高いわよ。】 再構成されるときに、あなたの嗜好を考慮してるからね。 それにしても、わたし達は人間じゃないけど、人間の女の子の姿をしてるんだから、仮にも女の子のあなたが、余り『ぱんつ』で喜ばないでほしいな。 『それは涼宮ハルヒが現実逃避に走っている証拠。その方がやりやすい。』 ……そりゃあ、あなたは『ぱんつ』どころか、もっとすごいことになったから、今更『ぱんつ』が見えたところで動じないんだろうけど。 『あなたが一番、ぱんつぱんつ言っている。』 はう。 長門さんにツッコまれた。 冷静に通信でツッコミを入れながらも、長門さんはひたすら無表情でストッキング仮面(仮名)をしばき上げている。相変わらずものすごい闘気を纏いながら。それにしても、わたしが出る幕ないと思うんだけど。 『もうすぐ。』 長門さんはヌンチャクを構え、攻撃者を見据えて言った。 「あなたはもう死んでいる。」 どこの世紀末救世主ですかとツッコむ間もなく、長門さんは、涼宮さんに見えない角度で詠唱を始めた。ものすごい勢いでしばき回しながら、攻撃者に崩壊因子を組み込んでいたのね。 詠唱が完成すると、攻撃者は音もなく、煌めく砂となり、崩れていった。 それが合図だった。 わたしは、この空間内へ急速に敵性存在の気配が満ちていくのを感じた。 『今倒した攻撃者は、尖兵に過ぎない。これが倒されることが、その後の展開の引き金。作動させないと、この空間封鎖を完全に破ることはできない。』 まるで空間そのものを材料として、先ほどの攻撃者同等の存在が無数に生み出されていくかのような気配。 「……はぁっ!!」 どこからともなく飛んできた飛翔体……鉄筋を、わたしは薙刀で斬り飛ばした。あれ? 刃は付いてないんじゃなかったの? でも、今はそれどころじゃない。 これって、全方位から狙撃されるってことじゃない!? 『そう。』 何てことだ。 もちろん、インターフェイスとしての能力を最大限生かせば、防ぐのはたやすいけど、今はそばに涼宮さんがいる。長門さんが『彼』を庇いながら戦った時とは、わけが違う。なぜなら、涼宮さんにはわたし達の力をすべて見せるわけには行かないから。あくまで『人間の枠内』で対処しなければならない。例えば防護フィールドは使えない。 正直言って、キツい。ああ、考えてるそばから鉄筋がいっぱい飛んできたよ。忙しいなあ、もう。 わたしは薙刀を振るって鉄筋を斬り飛ばしながら、涼宮さんを護る。長門さんは、相変わらず無表情で、ヌンチャクを振り回して鉄筋を叩き落としている。 どうやってこの局面を切り抜ければ良いんだろう。そう考えていると、 『準備ができた。』 長門さんの通信と同時に、誰かがこの空間に突入した気配。 『朝倉さん! 長門さん! そっちの様子はどうなってますか!?』 突入したのは喜緑江美里だった。こっちは正直キツいかな。 『こちらは、涼宮ハルヒの手前、余り動けない。支援を要請する。』 長門さんの通信に、喜緑さんが答えた。 『了解しました。』 情報統合思念体に申請して、情報を共有する。……『彼』、朝比奈みくる、古泉一樹も伴っているのか。全員持てる能力を最大限に発揮して戦っている。本来は非戦闘員である『彼』には、武器が支給されている。一体どうなってるのかしら。 『喜緑江美里達には、別動隊として、派手に戦って敵勢力を引き付けてもらう。』 古泉くんは、閉鎖空間仕様の赤い玉になって、縦横無尽に飛び回っている。 朝比奈さんは、文字通り『人間兵器』、『歩く凶器』と化して、辺り一面を薙ぎ払ってる。『アレ』を解禁したのか。 『彼』は、支給された武器をちゃんと使いこなしているようだ。武器に支援システムを組み込んであるのね。 喜緑さんは……って涼宮さんがいないからって、そんな大技……ちょっと演出過剰なんじゃない? 『あれくらい派手にやってくれた方が、都合が良い。』 確かに、こちらへの攻撃がだんだん手薄になっていってるけど……ああ、また喜緑さんの大技が炸裂した。同時に土煙が立ち上るのが見え、少しして轟音が聞こえてきた。ここから目視できる距離で戦ってるのか。そして、『彼』の武器が変形した……!? ちょっと!? 涼宮さんがいないからって、無茶しすぎ! 比較すると、こちらは肉弾戦仕様パーティーで、あちらは飛び道具部隊か。さては、喜緑さん……深夜アニメでも観たな? え? なんでそんな例を思い浮かべたかって? ……わたしには待機モードの三年間、暇つぶし……もとい、『情報収集』の一環として、日がな一日、テレビを見て過ごしていた時期があった。色々観た番組には、アニメ番組も含まれていた。深夜アニメには、結構『熱い』作品が多かったかもしれない。 人間がそのまま演じる実写ドラマに比べると、アニメは表現がより『情報』に近い。普段は『肉体』というフィルターを通してしか表現できない人間の内面、すなわち『感情』が、アニメではより純粋な情報に近い形で表現されていた。人間の感情がよく分からない当時のわたしには、それは『人間らしい』所作の研究に役立った。 朝から昼は、人間達の会話に違和感なく溶け込めるよう、ニュース番組を欠かさずチェック。朝早くはニュースや交通情報が多い番組も、昼が近くなるに連れて、芸能人の話題が増えていく。これは、一般的な人間の生活様式に合わせた結果であることが分かった。ただ、余り見過ぎると、わたしの設定年齢からかけ離れた年代の人間と同様の思考パターンに陥る、人間の言葉で言うと『おばはん臭くなる』という諸刃の剣。素人にはおすすめできない。 今にして思えば、意外と『人間生活』を楽しんでたんだな、わたし。 『もうすぐ、次の機構が作動する。』 長門さんの通信が入る。 何で情報統合思念体と再接続したのに、わたしが余り状況を把握できていないかというと、未だリンクが完全には確立していないから。ノイズが多すぎて、再通信が頻発し、実効通信速度が極度に低下している。おかげで、インターフェイスとしての能力を六割程度しか使えていない。 これは、涼宮さんがいなかったとしても、あんまり力を使えなかったわね。辛うじて、他のインターフェイスとの通信を保持できてはいるけど、これも危うい。映像と音声でしか通信できず、しかもノイズだらけなので、現在の人類の技術水準による通信、携帯電話によるTV電話程度の精度でしか通信できない。通常の情報共有に比べれば極めて不完全。 ……何だか、わたしって足手まといっぽいな。ちょっとヘコむ。 『一つずつ機構を作動させていくのは、効率が悪いので、ここらで一気に片を付けますね。』 喜緑さんからの通信。同時に、喜緑さんは詠唱を始める。 えええ!? そんな大きな情報操作を…… 『これより、情報共有はパッシブモードに切り替えます。事が済むまで通信には答えられないと思いますので、連絡事項は今のうちにお願いします。』 喜緑さんの通信に、長門さんが答える。 『こちらは、三人で移動を開始する。合流は北高文芸部室にて。以上。』 『了解しました。健闘を祈ります。それでは30秒後、対閃光衝撃防御願います。以上。』 この通信を最後に、喜緑さんからの映像と音声が届かなくなった。 「涼宮さん! 目を閉じて耳を塞いでっ! 早くっ!!」 「えっ!? えっ!? こ、こう!?」 戸惑いながらも、わたしの指示に従い、涼宮さんが目を閉じて耳を塞ぐ。それを確認すると、わたしは素早く耳栓を構成して装着し、彼女を庇うように抱き締めて目を閉じた。長門さんは、イヤープロテクターとサングラスを構成して、装着していた。 そして…… 世界が強烈な光に包まれるのが、瞼の上からでも感じられた。一瞬後に、激しい衝撃波と爆発音。涼宮さんに目を瞑らせた上で防護フィールドを展開してはいるけど、それでも激しい余波。 余波が収まると、すぐに耳栓を分解してから、辺りの様子を確認する。まだ空間封鎖は解けていないけど、攻撃される気配はない。 「今のうち。」 と、イヤープロテクターとサングラスを分解した長門さんが言った。涼宮さんも、目を開けて耳を塞いでいた手を離した。 「今のうちに、移動しよ。」 【今のうちに、移動しよう。】 「どこに?」 わたしの言葉に、涼宮さんは疑問を返す。行き先は一つ。 「とりあえず、北高に避難しよ! ほら、あそこって、災害のときの避難場所になっとぉやんか。逃げる場所としては、最適やと思わへん?」 【とりあえず、北高に避難しよう! ほら、あそこって、災害のときの避難場所になってるじゃない。逃げる場所としては、最適だと思わない?】 「確かにそうかも……」 「ほら、急ご!」 わたしは涼宮さんの手を引いて駆け出した。長門さんも無言で後に続く。背後から、また爆発音が聞こえ始めた。 『喜緑さん、頼んだわよ。』 返答が返ってこないと知りながら一言送信すると、わたし達は北高を目指した。 余計なお世話だと思うけど、こんな長い坂道の上にあるんじゃ、本当に避難する時、大変なんじゃないかな? 立地条件には関係なく、『学校』という属性だけで、避難場所として指定されているらしい。こういうのを『お役所仕事』と呼称するそうだ。 人間って、わたしにとっては時々、訳分かんないというような不合理な行動を取る不可思議な存在だけど、そんな人間にも訳が分からないと考えられてるのが、『お役所仕事』だそうだ。そのような『お役所仕事』の範疇に含まれるところの、公立学校である北高に着いた。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 長い坂を駆け上がってきたおかげで、さすがの涼宮さんも息が切れたようだ。肩で息をしている。 「はぁ、はぁ……ふぅ。さて、北高に着いたは良いけど、この後どうすれば……」 「部室。」 涼宮さんの問いに、長門さんが極めて短い単語で答えた。 「なるほど、確かに、うちらが共通して知っとぉ場所って言(ゆ)うたら、文芸部室やね。」 【なるほど、確かに、わたし達が共通して知ってる場所って言ったら、文芸部室よね。】 と、わたしも同調する。正副インターフェイスの連係プレイで、手際良く涼宮さんを部室に連れ込む……もとい、誘導するわたし達。遅い時間になっていたとはいえ、校庭に誰一人いない光景を涼宮さんに見せ続けるのは良くない。……校舎内も似たような状況だけど、部室の中に入ってしまえば、外の様子は余り気にならないからね。 部室に入り扉を閉めると、ようやく一息つく。 喜緑さんとは相変わらず通信が途絶してるので、状況は全く分からない。遠くの方で何やら爆発音が聞こえるので、まだ戦闘は続いてるんだろう。 涼宮さんをここに匿って待機、か。こうなると、もう……人間の言葉で言うところの『祈る』ことしかできない。 ここまでずっと涼宮さんの手を握っていたけど、もう大丈夫かな。そう思って手を離そうとしたら、 ぎゅっ 涼宮さんは、わたしの手を離そうとしない。それどころか指を絡め、しまいには腕に組み付いてきた。 あのー、涼宮さん? あなたは何をしておいでなのでしょうか。 「べ、別に不安やからとか、そんなん違(ちゃ)うんやからね! あんたが怖がったらかわいそうやから、手ぇ繋いだげとぉだけなんやからね!」 【べ、別に不安だからとか、そんなんじゃないんだからね! あんたが怖がったらかわいそうだから、手繋いだげてるだけなんだからね!】 うん、もうどこに出しても恥ずかしくない、立派なツンデレさんだね。そんな真っ赤な顔して、そっぽを向きながら、震える手で言っても、全然説得力ないわ。 「!? ……あ、あほぉ、そんなん違(ちゃ)うって……」 【!? ……ば、ばかぁ、そんなんじゃないって……】 照れるツンデレ萌え、って表現するのかな。照れる涼宮さんの、何と可愛いことよ。 「――っ!! も、もう、知らん!」 【――っ!! も、もう、知らない!】 ぷいっ、と涼宮さんはそっぽを向いてしまった。 ぎゅうー わたしは、照れて首まで真っ赤になった涼宮さんを抱き締めた。正直、たまりません。 「大丈夫、何(なん)も心配せんでええよ。わたしも長門さんも、付いとぉから。」 【大丈夫、何(なに)も心配しなくて良いわよ。わたしも長門さんも、付いてるから。】 わたしがそう囁くと、涼宮さんは『ふみゅぅー』とでも擬態語を付けるのが適当な様子で、ふにゃふにゃとわたしの胸に顔を埋めてきた。よしよし、頭撫でてあげる。……抵抗はしないのね。 「……しばらく、こうさして。」 【……しばらく、こうさせて。】 やっぱり不安だったのね。あー、もう、可愛いなぁ。なでなで。って、長門さんを差し置いて、こんなことをしちゃって良いのかな。 涼宮さんは、わたしに頭を撫でられるがままになっている。引き継いだ観測結果からすると、極めて珍しい光景。 いつもは元気いっぱいに振舞っているけど、いくら規格外の彼女とて、やはり人間。他の人間同様に、『不安』や『恐れ』といった感情もやはり存在するというのが、これまでの観測結果。更に言えば、人間の言葉で表現すると、かなりの『甘えん坊』。普段はそれを表に出さないだけ。 そう考えると、長門さんと似た者同士と言えるのかもしれない。 長門さんは、どんな感情(に類するもの)も、一切表に出さないように設定されている。もっとも、最近はそれでも微弱な揺らぎが表出したり、特定の人間には感情を見せたりするようになったみたいだけど。 とにかく、どちらも『本当の感情を表に出さない』という点では、共通している。そんな似た者同士の二人だから、惹かれあってしまったのかもしれない。タブーを超えて。 冷静沈着に任務を遂行するように設定されているはずの長門さんが、今回のように、『怒り心頭に発し』、『我を忘れて』大暴れするなんて、本来考えられない状況。なのに、それは起こった。 今や長門さんは『観測者』たり得ない。涼宮ハルヒに影響を与える重要な要素の一つになっている。『鍵』は『彼』だけではなくなった。長門さんも含めた『SOS団』そのものが、涼宮さんにとっての重要な『鍵』。 そう、『変化』は起こっている。 かつてわたしが、そしてわたしが所属していた急進派が求めて止まなかった『涼宮ハルヒの変化』が、『変化』を求めず、『現状維持』を目指した主流派に属する、長門有希の存在によって起こっている。何て皮肉なことかしら。 わたしは変化を求め、『彼』を殺そうとした。 長門さんは現状維持を求め、『彼』を守ろうとした。 そしてわたし達は戦った。その結果、わたしは有機情報連結解除……人間の言葉で言えば『殺害』された。かくして、変化を求める勢力は敗れ去り、現状維持を求める勢力の思惑通りに事が進む……はずだった。 でも、そうはならなかった。現状維持を望む側の長門さんが暴走し、世界を改変してしまった。 今なら分かる。変化を抑えようとする意向が、変化を免れない有機生命体……ヒューマノイド・インターフェイスを狂わせた。 情報統合思念体は、この事実を重く受け止めるべきだろう。本当に、有機生命体である涼宮ハルヒを理解したいと思うのなら。 涼宮さんの不安そうな顔を見ると、その思いはますます強くなった。彼女にこんな表情をさせるようなことが、彼女の理解に資するとは思えない。 もしあの時、わたしが勝って『彼』の殺害に成功していたら、どうなっていただろうか。 情報爆発は、確かに起こっただろう。でもそれは、『悲しみ』に彩られていたに違いない。そして、情報統合思念体自身も、無事では済まなかったはず。これは、長門さんが世界を改変した時、情報統合思念体を消滅させた事実からも明らかなこと。 あの時情報統合思念体は、人間の言葉で言えば『肝を冷やした』。例え世界が壊れても、自分だけは大丈夫だと考えていたから。 情報統合思念体の存在を知っていたからこそ、長門さんはそれを選択的に消滅させるという芸当ができた。しかし、だからと言って、その存在を知らない涼宮さんが改変するならば、情報統合思念体は無事でいられるという保証にはならない。 もし涼宮さんが、『宇宙人も未来人も異世界人も超能力者も、何もかもどうでもいい』と思って情報爆発で世界を書き換えたら、どうでもいいと思われた宇宙人の範疇に入る情報統合思念体も、消滅しないという確証はない。むしろ、同様に消滅すると考えた方が自然だろう。 強硬な手段を使って涼宮ハルヒに情報爆発を強制的に起こさせた場合、非常に高い確率で、それは『悲しみ』又は『絶望』という属性を持った情報爆発になると予想される。そしてその『悲しい』情報爆発は、同様に非常に高い確率で、世界を崩壊させ、情報統合思念体も、そして恐らくは広域体宇宙存在も、共に消滅させてしまうと予想される。 それでも、情報統合思念体は、強硬な手段を執る選択肢を残すべきだろうか。 わたしには、それが得策であるとは到底思えない。検討する価値もないとさえ思っている。 『終わった。』 そんなことを考えていたら、長門さんから通信が入った。慌てて周囲の状況に感覚を振り向ける。空間封鎖が解かれて、通常空間に復帰していた。周囲の音も聞こえるようになっている。 『空間封鎖の解除、通常空間への復帰を確認。ふう。終わりました。今からそちらへ向かいますね。』 喜緑さんからの通信が入った。無事、攻撃者達を排除したみたいね。 『お疲れ様。』 長門さんが、労いの言葉を掛けている。これも、少し前では考えられなかったこと。 「涼宮さん。大丈夫やで。」 【涼宮さん。大丈夫よ。】 わたしは、涼宮さんに声を掛けた。ずっとわたしにしがみついていた涼宮さんが、わたしの顔を見つめる。 「怖い夢は、もう終わり。」 我ながら無理がある締めの言葉だと思う。でも、他に言える言葉を、わたしは知らない。 「……夢?」 涼宮さんはわたしの顔をまじまじと見つめた後、わたしの肩に視線を移して言った。 「あれ? あんた、肩の傷は……」 肩の傷は治しておいた。最初から傷などなかったように。 「ここには、涼宮さんがおって、わたしがおって、長門さんもおる。誰もおらへんようになってへんし、誰も傷付いてへん。それで十分やんか。ね?」 【ここには、涼宮さんがいて、わたしがいて、長門さんもいる。誰もいなくなってないし、誰も傷付いてない。それで十分じゃない。ね?】 そう言ってわたしは、ウィンクした。 「…………」 涼宮さんは、長門さんばりに黙りこくってしまった。無理もないわよね。 「それより、ほら。会いたがってた長門さんが帰ってきたで。」 【それより、ほら。会いたがってた長門さんが帰ってきたのよ。】 「え? あ、ああ……」 まだ涼宮さんは本調子じゃないわね。どこか上の空。 「あ、えっと、その……」 「ただいま。」 まごつく涼宮さんに、長門さんは極めて短い単語で、的確に返答した。そして…… 長門さんは、目を細めて微笑した。 「! あ……お、おかえり……」 長門さんの微笑に、涼宮さんは頬を染めてはにかみながら答えた。 ……わたしは、長門さんの微笑と、涼宮さんのはにかんだ表情に、見とれていた。 ←Report.15|目次|Report.17→
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2102.html
Report.16 長門有希の憂鬱 その5 ~朝倉涼子の報告~ 「ゆ……き……?」 涼宮ハルヒは、突然現れたわたしに恐る恐る声を掛けた。わたしは無言で視線を向ける。 「話はあと。」 極めて短い返答。わたしは二人に向けて言った。 「朝倉涼子、支援を要請する。ハルヒ、下がってて。」 「な!? 何言(ゆ)うてんの!?」 【な!? 何言ってんの!?】 ハルヒが声を上げた。 「涼宮さん!!」 彼女に負けじと声を張り上げる涼子。 「今は……長門さんの言う通りにして!!」 「あんたは、あたしに黙って見てろって言うん!?」 【あんたは、あたしに黙って見てろって言うの!?】 「だいじょうぶ。」 わたしが声を掛ける。 「あなたが信じてくれる限り、わたし達は負けない。」 「そんなこと……!」 わたしは彼女を見据える。しばらく見つめ合っていたが、とうとう彼女は観念した。 「……分かったわ。でも、約束やで? 絶対、無理したらあかんで。」 【……分かったわ。でも、約束よ? 絶対、無理しちゃだめよ。】 「約束する。」 彼女は後ろに下がった。わたしは攻撃者に向き直る。 攻撃者は、目の前の状況が何を意味するのか、正しく理解していなかった。わたしの全身から立ち上る、無言のプレッシャーを。『透明オーラ』を。すなわち、闘気を。 わたしは、正に怒り心頭に発しようとしていた。 『情報統合思念体と接続できないの。』 涼子は通信で状況を伝えてきた。 『この襲撃してきた一派……過激派に、情報統合思念体の一部が乗っ取られている。通信プロトコルが強制的に変更された。あなたが接続を切られているうちにプロトコルが改竄されたため、あなたが接続できない。今からプロトコルを伝える。』 わたしは涼子に、プロトコルその他の必要な情報を送出した。 『同期……確認。プロトコル解析……終了。再接続試行……接続成功。OK、行けるわ。』 わたしは、帰ってきた。彼女がわたしに会いたいと願ったから。 わたしは、三人称である『観測者』となっていた。しかし今、一人称である『長門有希』を取り戻した。 わたしは、攻撃者に視線を集中させる。攻撃者は、彼女達に危害を加えようとした。その事実だけで十分。 「あなたは、わたしを怒らせた。」 情報連結解除は、たやすい。でも、それではわたしの『怒り』が収まらない。直接殴らないと気が済まない。 「……覚悟して。」 『長門さん。涼宮さんの前で、どうやって戦うつもり?』 涼子から通信。 『人間の能力の範囲内で行動する。「武術の達人」程度。でも、やり過ぎてしまうかもしれない。』 『あれだけ仕事が正確な長門さんとは思えない、感情的な発言ね。』 『……この気持ち、いずれあなたにも分かる時が来る。』 その後の様子は省略する。なぜなら、ほとんど覚えていないから。わたしは、人間の言葉で表現すると『怒りに我を忘れた』状態になっていた。断片的にしかログが残っていない。 長門さんは怒りに我を忘れ、ログが正しく記録されていなかったようなので、以下、長門さんに代わってわたし、長門有希任務代行・朝倉涼子が報告します。 追い詰められたわたしは、賭けに出た。 話の展開としてはかなり無理があったけど、状況が状況だけに、仕方がなかった。それに、涼宮さんも、完全に現実感を喪失していたので、都合が良かった。多少話に無理があっても、気付かないから。 とにかくわたしは、涼宮さんに、長門さんがここに助けに来るというイメージを持つよう誘導した。その甲斐あって、ついに長門さんは復活した……のは良いんだけど、彼女の目の前で鉄筋の雨を爆散させるなんて、そんな派手な情報改変はまずいんじゃない!? 『問題ない。それに、やるなら盛大にとことんやった方が、あとでごまかしが利く。』 彼女の常識から大きく外れた、ありえない現象を見せ付けた方が良いっていうわけね。でも彼女はかなり非現実的な出来事に敏感だから、ごまかすのは大変なんじゃない? 『そう。だから、とりわけ盛大に行う必要がある。ためらえば感付かれる。』 ……ちょっと、今の長門さんは、何と言うか『危険な香り』がするわね。 『わたしは至って冷静。』 他のインターフェイスならともかく、わたしの目はごまかされないわ。その全身から立ち上る闘気は何ですか、長門さん。 『……気にしてはいけない。』 気にするっちゅうねん! というツッコミはさておき。長門さんは、攻撃者に向き直って言った。 「あなたはわたしを怒らせた。覚悟して。」 やっぱり怒ってんじゃん! 長門さんは腰から武器――ヌンチャクと呼ばれる、二本の棒を鎖で繋いだもの――を取り出し、わたしの周りに突き刺さった鉄筋を薙ぎ払った。わたしは長門さんに助け起こされる。 「あなたにはこれを渡しておく。」 そう言って長門さんは、背中に背負っていた長い包みをわたしに手渡した。開いてみると、 「薙刀……」 そこには、長い柄の先に湾曲した刃物が付いた武器が入っていた。 『涼宮ハルヒの嗜好を考慮して、あなたに似合う武器を選定した。刃は付いていないが、それ以外は本物に限りなく近い。以前のあなたの得物とは違うが、問題ないと思う。』 前科(ナイフ)の話は勘弁して…… 薙刀の使用法をダウンロード……完了。『薙刀使い』のできあがり。 「わたしは攻撃者を叩く。あなたは涼宮ハルヒの護衛をしてほしい。」 「了解。」 わたしは、涼宮さんの元に戻った。 「あんた、薙刀使えるんや……」 【あんた、薙刀使えるんだ……】 「まあね。嗜む程度には。」 そういうことにしておこう。『謙遜』って言うんだっけ。……ちょっと違う気もするな。 そんなやりとりをしてる間に、長門さんは華麗にヌンチャクを振り回し始めた。無言で。情報検索……『李小龍』っていうアクション俳優の動きなのね、これは。なるほど、確かに彼は、人間にしては良い動きしてるわね。動きに無駄がないわ。 ウォーミングアップと威嚇を兼ねたヌンチャク演舞を終えて型を決めると、長門さんは攻撃者と静かに相対した。沈黙が辺りを支配する。仮想段階での攻撃の応酬が繰り広げられている。人間の言葉では『気組み』等と呼称するそうだ。 先に動いたのは、長門さんだった。滑らかに身体を滑らせ、攻撃を開始した。 速い。というか、鬼気迫るものがある。鉄筋の射撃をものともせず、ヌンチャクが舞う。ヌンチャクが止められれば、すぐに鋭い前蹴りが飛ぶ。あまりの速さに、攻撃者反応できず。蹴りが入った一瞬後に、攻撃者の意識が蹴りを入れられた部位へ向かう。そのためガードが少し下がったのを、長門さんは見逃さなかった。 左正拳突き……いや、ジャブか。そのまま素早く左三連打。一発一発がそれぞれ必殺級の威力なのに、あくまでコンパクトに素早く打ち込んでいく。三点バースト射撃とでも言うべきだろうか。そして再びヌンチャク乱舞。サンドバッグを殴るかのように、攻撃者を翻弄する長門さん。 いい加減うずくまりそうな攻撃者の頭らしき場所を左脇に抱えると、背後で右踵を跳ね上げるように使って蹴る。いったん攻撃者を身体の正面に持ってくると、左膝蹴り。そして胴回し蹴りからそのまま逆立ち状態で攻撃者の首らしき部位を脚で挟むと、攻撃者の足元に飛び込みながら、地面に叩き付けるように投げた。 ……また派手な技使うわね。 「白……か。」 後ろでポツリと呟く涼宮さん。あー、スカートの中のことを言ってるのね。 ちなみに今の攻撃は、相当な速さで繰り出されたけど、さすがは涼宮さんね。あの速さで見えてるのか。そういえば、わたしの時にも何か言ってたような……と思ったら、ぽん、と肩に手を置かれた。 「あんた……結構可愛いの穿いてるんやね。まさか縞パンで来るとは……萌えのポイント高いわ。」 【あんた……結構可愛いの穿いてるのね。まさか縞パンで来るとは……萌えのポイント高いわよ。】 再構成されるときに、あなたの嗜好を考慮してるからね。 それにしても、わたし達は人間じゃないけど、人間の女の子の姿をしてるんだから、仮にも女の子のあなたが、余り『ぱんつ』で喜ばないでほしいな。 『それは涼宮ハルヒが現実逃避に走っている証拠。その方がやりやすい。』 ……そりゃあ、あなたは『ぱんつ』どころか、もっとすごいことになったから、今更『ぱんつ』が見えたところで動じないんだろうけど。 『あなたが一番、ぱんつぱんつ言っている。』 はう。 長門さんにツッコまれた。 冷静に通信でツッコミを入れながらも、長門さんはひたすら無表情でストッキング仮面(仮名)をしばき上げている。相変わらずものすごい闘気を纏いながら。それにしても、わたしが出る幕ないと思うんだけど。 『もうすぐ。』 長門さんはヌンチャクを構え、攻撃者を見据えて言った。 「あなたはもう死んでいる。」 どこの世紀末救世主ですかとツッコむ間もなく、長門さんは、涼宮さんに見えない角度で詠唱を始めた。ものすごい勢いでしばき回しながら、攻撃者に崩壊因子を組み込んでいたのね。 詠唱が完成すると、攻撃者は音もなく、煌めく砂となり、崩れていった。 それが合図だった。 わたしは、この空間内へ急速に敵性存在の気配が満ちていくのを感じた。 『今倒した攻撃者は、尖兵に過ぎない。これが倒されることが、その後の展開の引き金。作動させないと、この空間封鎖を完全に破ることはできない。』 まるで空間そのものを材料として、先ほどの攻撃者同等の存在が無数に生み出されていくかのような気配。 「……はぁっ!!」 どこからともなく飛んできた飛翔体……鉄筋を、わたしは薙刀で斬り飛ばした。あれ? 刃は付いてないんじゃなかったの? でも、今はそれどころじゃない。 これって、全方位から狙撃されるってことじゃない!? 『そう。』 何てことだ。 もちろん、インターフェイスとしての能力を最大限生かせば、防ぐのはたやすいけど、今はそばに涼宮さんがいる。長門さんが『彼』を庇いながら戦った時とは、わけが違う。なぜなら、涼宮さんにはわたし達の力をすべて見せるわけには行かないから。あくまで『人間の枠内』で対処しなければならない。例えば防護フィールドは使えない。 正直言って、キツい。ああ、考えてるそばから鉄筋がいっぱい飛んできたよ。忙しいなあ、もう。 わたしは薙刀を振るって鉄筋を斬り飛ばしながら、涼宮さんを護る。長門さんは、相変わらず無表情で、ヌンチャクを振り回して鉄筋を叩き落としている。 どうやってこの局面を切り抜ければ良いんだろう。そう考えていると、 『準備ができた。』 長門さんの通信と同時に、誰かがこの空間に突入した気配。 『朝倉さん! 長門さん! そっちの様子はどうなってますか!?』 突入したのは喜緑江美里だった。こっちは正直キツいかな。 『こちらは、涼宮ハルヒの手前、余り動けない。支援を要請する。』 長門さんの通信に、喜緑さんが答えた。 『了解しました。』 情報統合思念体に申請して、情報を共有する。……『彼』、朝比奈みくる、古泉一樹も伴っているのか。全員持てる能力を最大限に発揮して戦っている。本来は非戦闘員である『彼』には、武器が支給されている。一体どうなってるのかしら。 『喜緑江美里達には、別動隊として、派手に戦って敵勢力を引き付けてもらう。』 古泉くんは、閉鎖空間仕様の赤い玉になって、縦横無尽に飛び回っている。 朝比奈さんは、文字通り『人間兵器』、『歩く凶器』と化して、辺り一面を薙ぎ払ってる。『アレ』を解禁したのか。 『彼』は、支給された武器をちゃんと使いこなしているようだ。武器に支援システムを組み込んであるのね。 喜緑さんは……って涼宮さんがいないからって、そんな大技……ちょっと演出過剰なんじゃない? 『あれくらい派手にやってくれた方が、都合が良い。』 確かに、こちらへの攻撃がだんだん手薄になっていってるけど……ああ、また喜緑さんの大技が炸裂した。同時に土煙が立ち上るのが見え、少しして轟音が聞こえてきた。ここから目視できる距離で戦ってるのか。そして、『彼』の武器が変形した……!? ちょっと!? 涼宮さんがいないからって、無茶しすぎ! 比較すると、こちらは肉弾戦仕様パーティーで、あちらは飛び道具部隊か。さては、喜緑さん……深夜アニメでも観たな? え? なんでそんな例を思い浮かべたかって? ……わたしには待機モードの三年間、暇つぶし……もとい、『情報収集』の一環として、日がな一日、テレビを見て過ごしていた時期があった。色々観た番組には、アニメ番組も含まれていた。深夜アニメには、結構『熱い』作品が多かったかもしれない。 人間がそのまま演じる実写ドラマに比べると、アニメは表現がより『情報』に近い。普段は『肉体』というフィルターを通してしか表現できない人間の内面、すなわち『感情』が、アニメではより純粋な情報に近い形で表現されていた。人間の感情がよく分からない当時のわたしには、それは『人間らしい』所作の研究に役立った。 朝から昼は、人間達の会話に違和感なく溶け込めるよう、ニュース番組を欠かさずチェック。朝早くはニュースや交通情報が多い番組も、昼が近くなるに連れて、芸能人の話題が増えていく。これは、一般的な人間の生活様式に合わせた結果であることが分かった。ただ、余り見過ぎると、わたしの設定年齢からかけ離れた年代の人間と同様の思考パターンに陥る、人間の言葉で言うと『おばはん臭くなる』という諸刃の剣。素人にはおすすめできない。 今にして思えば、意外と『人間生活』を楽しんでたんだな、わたし。 『もうすぐ、次の機構が作動する。』 長門さんの通信が入る。 何で情報統合思念体と再接続したのに、わたしが余り状況を把握できていないかというと、未だリンクが完全には確立していないから。ノイズが多すぎて、再通信が頻発し、実効通信速度が極度に低下している。おかげで、インターフェイスとしての能力を六割程度しか使えていない。 これは、涼宮さんがいなかったとしても、あんまり力を使えなかったわね。辛うじて、他のインターフェイスとの通信を保持できてはいるけど、これも危うい。映像と音声でしか通信できず、しかもノイズだらけなので、現在の人類の技術水準による通信、携帯電話によるTV電話程度の精度でしか通信できない。通常の情報共有に比べれば極めて不完全。 ……何だか、わたしって足手まといっぽいな。ちょっとヘコむ。 『一つずつ機構を作動させていくのは、効率が悪いので、ここらで一気に片を付けますね。』 喜緑さんからの通信。同時に、喜緑さんは詠唱を始める。 えええ!? そんな大きな情報操作を…… 『これより、情報共有はパッシブモードに切り替えます。事が済むまで通信には答えられないと思いますので、連絡事項は今のうちにお願いします。』 喜緑さんの通信に、長門さんが答える。 『こちらは、三人で移動を開始する。合流は北高文芸部室にて。以上。』 『了解しました。健闘を祈ります。それでは30秒後、対閃光衝撃防御願います。以上。』 この通信を最後に、喜緑さんからの映像と音声が届かなくなった。 「涼宮さん! 目を閉じて耳を塞いでっ! 早くっ!!」 「えっ!? えっ!? こ、こう!?」 戸惑いながらも、わたしの指示に従い、涼宮さんが目を閉じて耳を塞ぐ。それを確認すると、わたしは素早く耳栓を構成して装着し、彼女を庇うように抱き締めて目を閉じた。長門さんは、イヤープロテクターとサングラスを構成して、装着していた。 そして…… 世界が強烈な光に包まれるのが、瞼の上からでも感じられた。一瞬後に、激しい衝撃波と爆発音。涼宮さんに目を瞑らせた上で防護フィールドを展開してはいるけど、それでも激しい余波。 余波が収まると、すぐに耳栓を分解してから、辺りの様子を確認する。まだ空間封鎖は解けていないけど、攻撃される気配はない。 「今のうち。」 と、イヤープロテクターとサングラスを分解した長門さんが言った。涼宮さんも、目を開けて耳を塞いでいた手を離した。 「今のうちに、移動しよ。」 【今のうちに、移動しよう。】 「どこに?」 わたしの言葉に、涼宮さんは疑問を返す。行き先は一つ。 「とりあえず、北高に避難しよ! ほら、あそこって、災害のときの避難場所になっとぉやんか。逃げる場所としては、最適やと思わへん?」 【とりあえず、北高に避難しよう! ほら、あそこって、災害のときの避難場所になってるじゃない。逃げる場所としては、最適だと思わない?】 「確かにそうかも……」 「ほら、急ご!」 わたしは涼宮さんの手を引いて駆け出した。長門さんも無言で後に続く。背後から、また爆発音が聞こえ始めた。 『喜緑さん、頼んだわよ。』 返答が返ってこないと知りながら一言送信すると、わたし達は北高を目指した。 余計なお世話だと思うけど、こんな長い坂道の上にあるんじゃ、本当に避難する時、大変なんじゃないかな? 立地条件には関係なく、『学校』という属性だけで、避難場所として指定されているらしい。こういうのを『お役所仕事』と呼称するそうだ。 人間って、わたしにとっては時々、訳分かんないというような不合理な行動を取る不可思議な存在だけど、そんな人間にも訳が分からないと考えられてるのが、『お役所仕事』だそうだ。そのような『お役所仕事』の範疇に含まれるところの、公立学校である北高に着いた。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 長い坂を駆け上がってきたおかげで、さすがの涼宮さんも息が切れたようだ。肩で息をしている。 「はぁ、はぁ……ふぅ。さて、北高に着いたは良いけど、この後どうすれば……」 「部室。」 涼宮さんの問いに、長門さんが極めて短い単語で答えた。 「なるほど、確かに、うちらが共通して知っとぉ場所って言(ゆ)うたら、文芸部室やね。」 【なるほど、確かに、わたし達が共通して知ってる場所って言ったら、文芸部室よね。】 と、わたしも同調する。正副インターフェイスの連係プレイで、手際良く涼宮さんを部室に連れ込む……もとい、誘導するわたし達。遅い時間になっていたとはいえ、校庭に誰一人いない光景を涼宮さんに見せ続けるのは良くない。……校舎内も似たような状況だけど、部室の中に入ってしまえば、外の様子は余り気にならないからね。 部室に入り扉を閉めると、ようやく一息つく。 喜緑さんとは相変わらず通信が途絶してるので、状況は全く分からない。遠くの方で何やら爆発音が聞こえるので、まだ戦闘は続いてるんだろう。 涼宮さんをここに匿って待機、か。こうなると、もう……人間の言葉で言うところの『祈る』ことしかできない。 ここまでずっと涼宮さんの手を握っていたけど、もう大丈夫かな。そう思って手を離そうとしたら、 ぎゅっ 涼宮さんは、わたしの手を離そうとしない。それどころか指を絡め、しまいには腕に組み付いてきた。 あのー、涼宮さん? あなたは何をしておいでなのでしょうか。 「べ、別に不安やからとか、そんなん違(ちゃ)うんやからね! あんたが怖がったらかわいそうやから、手ぇ繋いだげとぉだけなんやからね!」 【べ、別に不安だからとか、そんなんじゃないんだからね! あんたが怖がったらかわいそうだから、手繋いだげてるだけなんだからね!】 うん、もうどこに出しても恥ずかしくない、立派なツンデレさんだね。そんな真っ赤な顔して、そっぽを向きながら、震える手で言っても、全然説得力ないわ。 「!? ……あ、あほぉ、そんなん違(ちゃ)うって……」 【!? ……ば、ばかぁ、そんなんじゃないって……】 照れるツンデレ萌え、って表現するのかな。照れる涼宮さんの、何と可愛いことよ。 「――っ!! も、もう、知らん!」 【――っ!! も、もう、知らない!】 ぷいっ、と涼宮さんはそっぽを向いてしまった。 ぎゅうー わたしは、照れて首まで真っ赤になった涼宮さんを抱き締めた。正直、たまりません。 「大丈夫、何(なん)も心配せんでええよ。わたしも長門さんも、付いとぉから。」 【大丈夫、何(なに)も心配しなくて良いわよ。わたしも長門さんも、付いてるから。】 わたしがそう囁くと、涼宮さんは『ふみゅぅー』とでも擬態語を付けるのが適当な様子で、ふにゃふにゃとわたしの胸に顔を埋めてきた。よしよし、頭撫でてあげる。……抵抗はしないのね。 「……しばらく、こうさして。」 【……しばらく、こうさせて。】 やっぱり不安だったのね。あー、もう、可愛いなぁ。なでなで。って、長門さんを差し置いて、こんなことをしちゃって良いのかな。 涼宮さんは、わたしに頭を撫でられるがままになっている。引き継いだ観測結果からすると、極めて珍しい光景。 いつもは元気いっぱいに振舞っているけど、いくら規格外の彼女とて、やはり人間。他の人間同様に、『不安』や『恐れ』といった感情もやはり存在するというのが、これまでの観測結果。更に言えば、人間の言葉で表現すると、かなりの『甘えん坊』。普段はそれを表に出さないだけ。 そう考えると、長門さんと似た者同士と言えるのかもしれない。 長門さんは、どんな感情(に類するもの)も、一切表に出さないように設定されている。もっとも、最近はそれでも微弱な揺らぎが表出したり、特定の人間には感情を見せたりするようになったみたいだけど。 とにかく、どちらも『本当の感情を表に出さない』という点では、共通している。そんな似た者同士の二人だから、惹かれあってしまったのかもしれない。タブーを超えて。 冷静沈着に任務を遂行するように設定されているはずの長門さんが、今回のように、『怒り心頭に発し』、『我を忘れて』大暴れするなんて、本来考えられない状況。なのに、それは起こった。 今や長門さんは『観測者』たり得ない。涼宮ハルヒに影響を与える重要な要素の一つになっている。『鍵』は『彼』だけではなくなった。長門さんも含めた『SOS団』そのものが、涼宮さんにとっての重要な『鍵』。 そう、『変化』は起こっている。 かつてわたしが、そしてわたしが所属していた急進派が求めて止まなかった『涼宮ハルヒの変化』が、『変化』を求めず、『現状維持』を目指した主流派に属する、長門有希の存在によって起こっている。何て皮肉なことかしら。 わたしは変化を求め、『彼』を殺そうとした。 長門さんは現状維持を求め、『彼』を守ろうとした。 そしてわたし達は戦った。その結果、わたしは有機情報連結解除……人間の言葉で言えば『殺害』された。かくして、変化を求める勢力は敗れ去り、現状維持を求める勢力の思惑通りに事が進む……はずだった。 でも、そうはならなかった。現状維持を望む側の長門さんが暴走し、世界を改変してしまった。 今なら分かる。変化を抑えようとする意向が、変化を免れない有機生命体……ヒューマノイド・インターフェイスを狂わせた。 情報統合思念体は、この事実を重く受け止めるべきだろう。本当に、有機生命体である涼宮ハルヒを理解したいと思うのなら。 涼宮さんの不安そうな顔を見ると、その思いはますます強くなった。彼女にこんな表情をさせるようなことが、彼女の理解に資するとは思えない。 もしあの時、わたしが勝って『彼』の殺害に成功していたら、どうなっていただろうか。 情報爆発は、確かに起こっただろう。でもそれは、『悲しみ』に彩られていたに違いない。そして、情報統合思念体自身も、無事では済まなかったはず。これは、長門さんが世界を改変した時、情報統合思念体を消滅させた事実からも明らかなこと。 あの時情報統合思念体は、人間の言葉で言えば『肝を冷やした』。例え世界が壊れても、自分だけは大丈夫だと考えていたから。 情報統合思念体の存在を知っていたからこそ、長門さんはそれを選択的に消滅させるという芸当ができた。しかし、だからと言って、その存在を知らない涼宮さんが改変するならば、情報統合思念体は無事でいられるという保証にはならない。 もし涼宮さんが、『宇宙人も未来人も異世界人も超能力者も、何もかもどうでもいい』と思って情報爆発で世界を書き換えたら、どうでもいいと思われた宇宙人の範疇に入る情報統合思念体も、消滅しないという確証はない。むしろ、同様に消滅すると考えた方が自然だろう。 強硬な手段を使って涼宮ハルヒに情報爆発を強制的に起こさせた場合、非常に高い確率で、それは『悲しみ』又は『絶望』という属性を持った情報爆発になると予想される。そしてその『悲しい』情報爆発は、同様に非常に高い確率で、世界を崩壊させ、情報統合思念体も、そして恐らくは広域体宇宙存在も、共に消滅させてしまうと予想される。 それでも、情報統合思念体は、強硬な手段を執る選択肢を残すべきだろうか。 わたしには、それが得策であるとは到底思えない。検討する価値もないとさえ思っている。 『終わった。』 そんなことを考えていたら、長門さんから通信が入った。慌てて周囲の状況に感覚を振り向ける。空間封鎖が解かれて、通常空間に復帰していた。周囲の音も聞こえるようになっている。 『空間封鎖の解除、通常空間への復帰を確認。ふう。終わりました。今からそちらへ向かいますね。』 喜緑さんからの通信が入った。無事、攻撃者達を排除したみたいね。 『お疲れ様。』 長門さんが、労いの言葉を掛けている。これも、少し前では考えられなかったこと。 「涼宮さん。大丈夫やで。」 【涼宮さん。大丈夫よ。】 わたしは、涼宮さんに声を掛けた。ずっとわたしにしがみついていた涼宮さんが、わたしの顔を見つめる。 「怖い夢は、もう終わり。」 我ながら無理がある締めの言葉だと思う。でも、他に言える言葉を、わたしは知らない。 「……夢?」 涼宮さんはわたしの顔をまじまじと見つめた後、わたしの肩に視線を移して言った。 「あれ? あんた、肩の傷は……」 肩の傷は治しておいた。最初から傷などなかったように。 「ここには、涼宮さんがおって、わたしがおって、長門さんもおる。誰もおらへんようになってへんし、誰も傷付いてへん。それで十分やんか。ね?」 【ここには、涼宮さんがいて、わたしがいて、長門さんもいる。誰もいなくなってないし、誰も傷付いてない。それで十分じゃない。ね?】 そう言ってわたしは、ウィンクした。 「…………」 涼宮さんは、長門さんばりに黙りこくってしまった。無理もないわよね。 「それより、ほら。会いたがってた長門さんが帰ってきたで。」 【それより、ほら。会いたがってた長門さんが帰ってきたのよ。】 「え? あ、ああ……」 まだ涼宮さんは本調子じゃないわね。どこか上の空。 「あ、えっと、その……」 「ただいま。」 まごつく涼宮さんに、長門さんは極めて短い単語で、的確に返答した。そして…… 長門さんは、目を細めて微笑した。 「! あ……お、おかえり……」 長門さんの微笑に、涼宮さんは頬を染めてはにかみながら答えた。 ……わたしは、長門さんの微笑と、涼宮さんのはにかんだ表情に、見とれていた。 ←Report.15|目次|Report.17→
https://w.atwiki.jp/haruhi_dictionary/pages/38.html
基本情報表紙 タイトル色 その他 目次 裏表紙のあらすじ 出版社からのあらすじ 内容 あらすじ「編集長★一直線!」 「ワンダリング・シャドウ」 挿絵口絵 挿絵 登場人物 後に繋がる伏線「編集長★一直線!」(伏線) 「ワンダリング・シャドウ」(伏線) 刊行順 その他 基本情報 涼宮ハルヒシリーズ第8巻。2006年5月1日初版発行。 表紙 通常カバー…長門有希 期間限定パノラマカバー…国木田、朝比奈さん(大) タイトル色 通常カバー…緑 期間限定パノラマカバー…紫 その他 本編…292ページ 形式…中編集 目次 編集長★一直線!…P.5 ワンダリング・シャドウ…P.163 あとがき…P.297 裏表紙のあらすじ 涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。 それというのも生徒会長となるお方が、生徒会はSOS団の存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、 意外な強敵の出現にやおら腕章を付替えたハルヒ“編集長”の号令一下、俺たち SOS団の面々はなぜか文集の原稿執筆などという公卿の真っ最中なわけだ。 天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾! 出版社からのあらすじ 三学期も押し迫ったこの時期に、俺たちへ生徒会長からの呼び出しが。会長曰く、生徒会はSOS団の存在自体を認めない方針を決めたらしい。 ちょっと待て。そんな挑発にハルヒが黙っている理由はありゃしないぞ――。 内容 中編集。「ワンダリング・シャドウ」後の話が第9巻『分裂』である。 なお、本作のタイトルになっている『憤慨』というのは、「編集長★一直線!」にて、生徒会室に入室した際のハルヒを指す。 あらすじ ※ネタバレ記述があるので、原作未読の場合は注意。 「編集長★一直線!」 +... 年を越えて3学期を向かえたSOS団一同。SOS団は執筆活動をしていた。事の始まりは数日前にあった。 長門が生徒会から呼び出しを受け、生徒会長から告げられた驚くべき一言「文芸部は本年を持って廃止する」。 部員一人しかいないし活動の実態もほとんど無い。だが、文芸部が無くなればSOS団の部室も無くなってしまうことになる。 そこに、生徒会室に乱入して怒り狂うハルヒに生徒会長が突きつける条件があった。 「指定の期日までに文芸部らしく会誌を執筆しろ、そして指定の部数を全部配布すること」。 SOS団存続をかけての執筆活動が始まった…… 「ワンダリング・シャドウ」 +... この1年でハルヒも随分クラスに溶け込むようになってきていた。 3月、もうすぐ1年が終わろうとしている時、1年5組のクラスメイト、阪中がSOS団に相談を持ちかけてくる。 なんでも飼っている犬の様子がおかしいとの事。ハルヒはこれを霊の仕業だと思っているようだが…… 挿絵 口絵 涼宮ハルヒ、キョン、長門有希、生徒会長(編集長★一直線!) ⇒ SOS団(編集長★一直線!) ⇒ 涼宮ハルヒ、キョン、朝比奈みくる、長門有希(ワンダリング・シャドウ) ⇒ 長門有希、朝比奈みくる ⇒ 挿絵 「編集長★一直線!」 P.7…涼宮ハルヒ、朝比奈みくる ⇒ P.21…涼宮ハルヒ ⇒ P.39…長門有希、喜緑江美里 ⇒ P.51…涼宮ハルヒ、生徒会長 ⇒ P.59…生徒会長 ⇒ P.77…童話絵本イラスト(SOS団) ⇒ P.79…童話絵本イラスト(SOS団) ⇒ P.81…童話絵本イラスト(SOS団) ⇒ P.83…童話絵本イラスト(SOS団) ⇒ P.88…長門有希 ⇒ P.103…涼宮ハルヒ、谷口、国木田 ⇒ P.131…喜緑江美里、生徒会長 ⇒ P.155…涼宮ハルヒ、キョン、朝比奈みくる ⇒ 「ワンダリング・シャドウ」 P.167…涼宮ハルヒ、1年5組女子生徒 ⇒ P.179…涼宮ハルヒ、朝比奈みくる ⇒ P.217…涼宮ハルヒ、キョン、朝比奈みくる、長門有希、阪中 ⇒ P.231…朝比奈みくる ⇒ P.277…長門有希、シャミセン、ルソー、マイク ⇒ 登場人物 涼宮ハルヒ キョン 長門有希 朝比奈みくる 古泉一樹 鶴屋さん 谷口 国木田 キョンの妹 シャミセン 生徒会長 喜緑江美里 阪中 コンピュータ研究部部長 阪中の母 樋口さん 吉村美代子 スポーツマンぽい男性 後に繋がる伏線 「編集長★一直線!」(伏線) 古泉曰く「中学時代に仲良くしていた女子」⇒※第1巻『憂鬱』、第6巻『動揺』にて既に伏線を張られている(国木田曰く「変な女」、中河曰く「奇妙な女」)。第9巻『分裂』で回収 長門の小説の意味 ⇒ 未回収 「ワンダリング・シャドウ」(伏線) 古泉の「『機関』のライバル組織がそろそろ何かをしてくる予感がする」という推測⇒※第7巻『陰謀』にて既に伏線を張られている(対立組織の登場・目的)。第9巻『分裂』にて回収 刊行順 <第7巻『涼宮ハルヒの陰謀』|第9巻『涼宮ハルヒの分裂』> その他 この巻に収録されている「ワンダリング・シャドウ」のタイトルは、作者の谷川曰く「彷徨う影という仮題を英語に直訳しただけ」であるという。
https://w.atwiki.jp/oz2vs/pages/19.html
涼宮ハルヒに連れられてすぐに摩訶不思議 まだまだ好きになる気になるぞ 感動した同士やリスナー増加 童心どうしようも無い ユカイ探す為今日をオーガナイズ 効果大なレスポンスで広まるSOS団 任せとけ 朝比奈みくるを可愛がりつつ過ごすのは名称不明の主人公 ヒューマノイドインターフェース長門有希 情報操作が得意 めがっさ目立つさ目が覚めたら冒険でしょビミョーに非常識 十分世界を盛り上げる 楽しさがあるのはココにだけ! SOS すぐに分かる涼宮ハルヒに尽くしたがる SOS 朝比奈みくるの周りが気付く、かなり安心する SOS 長門有希 たまに人間味 かかと付近 SOS 名誉顧問めがっさ普通じゃない鶴屋さん SOS 命をまた奪おうとする朝倉涼子 SOS キョン妹 名称不明ってどういう事? SOS 喜緑江美里 日常と非日常に線引き SOS 世界をおおいに盛り上げる涼宮ハルヒの団! Track by DJ国木田 Lyric&Mixed by らっぷびと 古泉
https://w.atwiki.jp/seiyuumatome/pages/120.html
白鳥由里 主な出演作品 地獄先生ぬ~べ~(ゆきめ) 幽☆遊☆白書(雪菜) 涼宮ハルヒの憂鬱(喜緑江美里) 魔法先生ネギま!(相坂さよ) 機動天使エンジェリックレイヤー(小林鳩子) セイバーマリオネットJ(チェリー) アンジェリークシリーズ(アンジェリーク・リモージュ) 魔法騎士レイアース(モコナ) SLAM DUNK(島村葉子) るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(三条燕) 18禁アニメ 作品タイトル HP 発売日 キャラ名 Hシーン 備考(淫語) 臀撃おしおき娘ゴータマン ゴータマン誕生編 × 1994/05/23 天地真理 有 いわゆるR15のバカお色気アニメ。乳首や性器描写無し 臀撃おしおき娘ゴータマンR(リターン) ~愛と悲しみのファイナルバトル × 1994/10/21 天地真理 有 タコに軽く愛撫される。1話と比べ乳首、局部描写が追加されエロ度アップ
https://w.atwiki.jp/mobass2017summer/pages/60.html
作品No. 53 タイトル 【モバマスSS】渋谷転生 感想者名 感想本文 終盤の畳みかけで笑った、続きが気になり眠れんのだが何とかしてください 作品No. 53 タイトル 【モバマスSS】渋谷転生 感想者名 感想本文 "転生・逆行は二次創作の華ですやりたくなるのは分かりますとも断罪要素をある程度自重したのは好判断でしょうねただそれにしても、転生というよりは転移や憑依と言った方が正確な感じ花屋の娘として15年生きてるのは変わらないはずなのに花のことが全然わからないとか、完全に男口調なのに誰も指摘しないとか、不自然な点が目につきますねもしかしたらこれらもギャグ、というか笑いどころだったのでしょうかギャグっぽいところが最後のおまけくらいしか無いし、それにしたって半分煽りみたいなもんじゃないかと思ってたんですが、これ、単に波長の合う合わないの問題ですかねちゃんと考えればいろいろできそうな題材だったのに、やっつけ感が漂っててもったいない人とは違うものが書ける自分、に満足してしまっていませんか" 作品No. 53 タイトル 【モバマスSS】渋谷転生 感想者名 転生後もたぶん農家 感想本文 "こうきたか、という感じ。モバPが転生してアニデレ時空のしぶりんになるという発想が面白いです。文章は地の文セリフ共に尖っているなという印象。>たまに「ふーん…、まぁ、悪くないかな??」と言う毎日。完璧に渋谷凛を演じきれていると思う。一例ですが、こんなんズルいわ、って思いました。普通に笑ってしまったぞ。なんてギャグだ。ただ、好き嫌いは二分しそうかなとも思いました。" 作品No. 53 タイトル 【モバマスSS】渋谷転生 感想者名 新居ゆあ 感想本文 "最近の流行である異世界転生モノですね!(遠い眼ある意味、まさかの切り口でした。 余りに適当で雑なスカウトに俺は呆れ果てて、 喫茶店のテーブルをバンバンと叩いて武内に説教をする。 「そんなんでスカウトに乗ってくる頭のあったかい子なんて、 この世に存在する訳ねーだろ!!スカウト舐めてんのかっ!?」15年を経てなお手腕も想い出も残ってる辺り、さすがシンデレラ排出の元プロデューサーですね。この辺りから、ある意味でアニメ展開の救済とか、そっち方面での俺tueeeeee系かなと想ったのですが、 「此処がその女の、ハウスねっ!!」あ、これギャグものだわ(確信 「おっす、オラ悟空!! 一緒に頑張ってドラゴンボール探そうなっ!!」 凛、この世界でも俺はお前のキャラを崩さない様に頑張っているぞ……。おい(ツッコみ足跡を云々はニュージェネじゃなくてトラプリじゃないか、と言おうとしていたのが見事に吹っ飛びました。つい今にサイヤ人を名乗っておいて、どの口がそんな戯言を吐いてやがるのか。あれか、蒼い星で育ったってだけで蒼さを保ててるつもりなのか。 ま、まさかのネタが通じない世代か?? ジェネレーションギャップだ……(現在・15歳)でぇじょうぶだ、今の世代ならむしろ、スーパーサイヤ人ブルーなる存在まである。アニメ版の展開とのギャップみたいなものを楽しむような話ですが、アニメ見てないヒトもしぶりんとのギャップを楽しめる気がします。この先も見てみたいと想いましたが、このままだといずれ破綻しそうですし、それこそアニメ未視聴だとここから先は振り落とされそうな予感がするので、ちょうどいい締めポイントだったのではないかと想います。ただそれでも、転生しぶりんとの再会や元の世界への帰還なんかでシリアス展開にもできそうですし、やっぱりこの先を見てみたいと想いました。" 作品No. 53 タイトル 【モバマスSS】渋谷転生 感想者名 UCM 感想本文 転生モノ特有の気持ち悪いノリの再現が完璧で面白かったです 作品No. 53 タイトル 【モバマスSS】渋谷転生 感想者名 関西ちくわ 感想本文 "普通転生するなら凛の子供としてじゃないの!?(普通の転生ってなんだ?)なんで凛本人に転生してんの!?(ダメとは言っていない)どうしたらこんな発想が出てくるのよ!?(むしろ歓喜)下衆な感じの凛は、見た目が凛というだけで少し許せてしまうのが悔しいもう少し続きを読んでみたいです" 作品No. 53 タイトル 【モバマスSS】渋谷転生 感想者名 ポンカワP 感想本文 "最初女神転生のコラボ作品かと思いました(小声)凛ちゃんに転生した後のモバPがはっちゃけすぎていて面白かったです。>クールに振舞い、素直じゃないけど可愛い所を見せつつ、たまに「ふーん…、まぁ、悪くないかな??」と言う毎日。最後のはさすがに笑ってしまいました。なんだかんだトゲがありながらもまとめてしまうのは前職Pの実力なのかなと。ただ、この渋谷凛はアイドルとしてなってどんな困難にぶつかって、どんな風に変わっていくのかまで見て行きたかったですね。"
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/395.html
ハルヒ「お腹すいたわ~……ねえ、キョン? 何か食べるものない?」 キョン「フランクフルトならあるぞ」 ハルヒ「頂戴、キョンの太くて堅いフランクフルト頂戴!」 キョン「ほら、あんまり歯を立てるなよ」 ハルヒ「むぐ……はむ……キョンのフランクフルト……おいひぃ……」 キョン「ミルクもほしけりゃ出してやるぞ?」 ハルヒ「んむぅ……頂戴……むぐ……」 キョン「じゃあほらもっと早く動かせ」 ハルヒ「んむ……」 長門「……イライラ」 キョン「今日は月曜日か…じゃあハルヒで抜く日だな」シコシコシコ キョン「うぅっ」ドピュ 火曜日→長門 水曜日→みくる 木曜日→鶴屋さん 金曜日→朝倉 土曜日→お休み 日曜日→古泉 アッー! 『ハルヒは飲む派』 ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」 くっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃ ハルヒ「食べたでしょ!?分かってんのよ!?」 くっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃ ハルヒ「…なんとか言いなさいよ」 キョン「……あぁ、食ったよ(くっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃ)」 ハルヒ「食ったって…あんた、あたしが楽しみにしてたプリン…!」 キョン「あぁ食った。お前が楽しみにしてたのもしってたさ。で、だ。俺は今、ガムを噛んでいる。ちょうど味がなくなってきたところだ。唾の味しかしない。これをお前にやろうと思う」 くっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃ(1分) ハルヒ「……いらないわよ、そんなもの」 キョン「そうか?いらないか?」 ハルヒ「当たり前じゃない、そんな食べ終わっ…」 キョン「口移しでもか?」 くっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃ(3分) キョン「…口を開けろ。そぅ…そうだ。いくぞ…」 ねちょ…もご…ぬちょ…ぬら…くちゃ…くっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃ(5分) ハルヒ「…ぷはっ……。………。」 キョン「…れたか?」 ハルヒ「…知らないわよ」 キョン「正直に言えよ」 ハルヒ「…濡れた」 キョン「そうか。いくら持ってる?」 ハルヒ「2万と…少し…」 キョン「充分だな。家に連絡しとけ。今夜は帰れませんってな」 ハルヒ「…ゴクリ」 キョン「いや、ガムは吐き出せよ」 長門「あなたはいつも図書館に来ても寝てばかりいて、不真面目。」 キョン「そうだな・・・考えたらいつも寝てたな・・・今度からは新聞でも読むことにするよ。」 長門「これからは図書館は1人で行く。」 キョン「じゃあ、俺と遊ぶ場合はどうするんだ。」 長門「心配ない。うちにくればいい。絶対に退屈させない。眠ることも無い(にやり)」 キョン「そうか。よっぽど面白いものがあるんだな。んじゃ今日の帰りにでも寄らせてもらうか。」 長門「それがいい。」 本日長門が図書館で借りたもの-「正しいSEXの仕方」「すさまじく快感が得られるプレイの仕方」その他官能小説多数。 キョン「なんか結構借りたな。重いだろもってやろうか?」 長門「いい。」 ~2時間後長門宅~ キョン「はあはあ、確かに退屈しないし眠らないな。」 長門「そう。」 キョン「これだけってことは無いんだよな?」 長門「それはこれからのお楽しみ。」 キョン「俺、毎日長門の家に通わせて貰うわ。それに・・・ここでは有希って呼んでいいか?」 長門「(こくり)」 キョン「明日が楽しみだぜ。今日はじゃあな!」 長門「作 戦 大 成 功 !」 キョン「く…ハルヒ…ハルヒ……ッ!!シコシコシコシコ ハルヒ「ちょ、ちょっと何してんのよバカキョン!///」 キョン「何って…お前をオカズにオナニーしてるんだが?」シコシコシコシコ ハルヒ「(そんなの見ればわかるわよ! なんで私の家の玄関先でオナニーしてるのか聞いてるの!)そ、そのキョンさえよければ…私でしても……はっ!(しまったつい本音が///)」 キョン「えっ? いやいいよ、もうイクし……ウッ」シコシコシコシコシコシコシコシコ ハルヒ「へっ?あ、だめ!イっちゃだめええぇぇぇ!!!」 ドピュピュ ハルヒ「あ゙~~~~~!!」 機関誕生時にが古泉がまだ小学生高学年だとして、森(高校生くらい?)に悪戯(女装)されたりするところを妄想 森「古泉ちゃんおっぱいちっちゃーい♪」 古泉「ぼ…ぼく、男だもん…」 森「んー?男の子がどうしてスカート穿いてるのかなー?」 古泉のスカートをめくり上げる 森「ほらほら~、パンツ丸見えだぞ~♪(やーんカワイイー♪)」 古泉「うわぁ!」 森「あ…。…ふふふ、古泉ちゃんって、確かにおっぱいは膨らんでないけど、 こっちはわたしより膨らんでるね♪」 パンツの上から古泉の股間を撫でさする 森「うんうん、ちっちゃくてもちゃんと付いてるんだね…。やっぱり男の子なんだなぁ~♪ …あ~もう我慢できない!さあ、おとなしくお姉さんに見せちゃいなさい!」 古泉「な、なんでー!?」 そして古泉は森さんにあんなことこんなことされるのであった。 森「はぁ…ぞうさん可愛いなぁ…なでなでしよーっと♪」 古泉「あ!やめっ!」 森「えへへ…ビクンビクンしてるね♪ そういえば男の子のここってこう…こすると気持ちよくなるんだよね~…」 古泉「あ、あ~っ!!駄目やめてぇぇ~!!」 下っ端A「森さんっ!!!!なに馬鹿なことしてるんですか!!」 嫌がってますよ!!それに新川さんからも森さんに何かいってあげてくださいよ!!」 新川「見ちゃいられませんな」 下っ端A「早く森さんに言ってあげて!!」 新川「全然手つきがなっていない…そこはもっとこう…」 下っ端A「!!!!!!!!!!」 森「あ~♪ぞうさんの先から汁が出てきちゃってるよ♪」 古泉「あっ!あっ!もうだめぇぇ~!!あァァァッ!!!!」 ビュク!!ビュクーッ!!!! 森「うわっ!!こんなにも出ちゃったよ……くっさーい♪赤ちゃんの時からずぅ~っと我慢してたんだね~」 古泉「あ…う……」 森「う~ん…でもまだまだ元気いっぱいだね。手だけじゃ物足りないのかな?」 古泉「!!!!!! だ、だめぇ~っ!!もうゆるしてぇぇ!!」 森「大丈夫♪大丈夫♪お姉さんがもーっと気持ちよくしてあげるからね♪いっただきまーす♪」 パクッ♪ 古泉「…ぅあ……うっ…はぅ…やめて…もうやめてよお姉ちゃ、うあっー!」 ドピュッ、ビュルビュー!ビュク、ビュクッ! 森「…ふう~、えへへ、またいっぱい出ちゃったね…」 「長門よ。おーい?」 「・・・・・・・・・・・」 「(珍しい。長門が居眠りをしている。こ、これ、これは、何かするしかないんじゃないか)」 「(ちょ、ちょっと、触ってみようかな・・・?)」 長門のトレードマークであるモミアゲをつまんでみる ちょいちょい。 「ぁっ・・・・はぁっ・・・ぅ・・・っ・・」 「(・・・か、感じている)」 「(長門、それにしてもなんてエッチな声出してるんだ・・・・)」 「(お前はやれば出来る子だ)」 次はスカートの中に手を伸ばす。躊躇いなく長門の恥丘と思しき部分に指を這わせた 「あっ・・ふわぁっ・・・・ぁ・・・」 ・・・いつもは寡黙な長門がこんなに喘いでいるなんて・・・ 俺はタマラず、ズボンを脱ぎ捨てパンツを下ろし、イキリ勃った俺自身を挿入しようと 「何してるの」 「っうわああぁあ!!!長門起きてたのか!?いつから起きてた!?」 「私は寝てないわ。思念体と通信してただけ」 「そんなバカな・・・」 「・・・性欲を持て余してるの?」 「いやその」 「いいわ。コレを使って頂戴」 長門はそう言い中空に指を振ると、がなんと長門そっくりそのままの人間が現れたのだった。 「おい、長門。コイツは何だ」 「四人目の私。私は三人目だから。性欲の捌け口に使ってくれていいわ」 「最近夜の生活がマンネリ気味なのよね……」 「確かに淡泊になっちゃいました……」 「彼は単なる裸よりも、制服やメイドの格好の時に興奮する」 「……ってみくるちゃんも有希もキョンと!? あの浮気ものぉ~!!」 キョン「なぁ、長門」 長門「なに」 キョン「もしかしてさ、お前って……」 長門「それ以上言わなくていい……ギュ」 キョン「長門……」 長門「……48の殺人技、キン肉バスター!」 キョン「なんの!6を返せば9になる!」 長門「そんな……」 キョン「変換!マッスルグラヴィティ!」 長門「うぐ」 キョン「うおぉぉ!」ズガァァァン! 長門「わたしの……負け」 キョン「あぁ」 長門「約束通り、わたしの体……好きなようにすればいい」 キョン「服……脱がすぞ」 長門「……コクリ」 キョン「長門の裸……ムチャクチャ綺麗だッッ!」 長門「はやく……きて」 キョン「キツいな」 長門「ん、あぁ……痛ぅ」 キョン「なるべく優しくするから……」 長門「……ありがとう」 ハルヒ「おっきした(乳首が)」 ハルヒ「するとあなたは、我がSOS団に不感症を治して欲しいというのね?」 喜緑「はい。私もう三年もイッてないんです」 ハルヒ「病院には行ってみた?」 喜緑「病院にも行って、お薬を貰ったりもしたんですが…」 長門「ねぇねぇ江美理、なんで家で待機してないの?なんでなんで?」 ハルヒ「ちょっと有希黙ってて」 喜緑「普通のサイズのおちんちんじゃ感じることすらできなくて…私心配で…」 ハルヒ「あなたの気持ちは解らないでもないわ」 キョン「(解るのかよ!)」 ハルヒ「ちなみにその普通のサイズのちんぽの持ち主って誰?」 喜緑「やm マッガーレ>● です」 ハルヒ「誰だっけ?それ」 喜緑「SOS団とは近所付き合いをしているように言っていましたけど」 ハルヒ「ん?」 キョン・みくる「?」 喜緑「彼はコンピュータ研の部長を務めていますから」 キョン「……ハッ!(ハルヒに無理矢理スカトロAVに出演させられ…!泣く泣く自分のウンコを食わされたあの気の毒な部長氏か…全く忘れていた)」 ハルヒ「うん、わかった!」 ハルヒ「喜緑さん、あなたツイてるわよ!今回は特別にタダで解決してあげるから」 キョン「おい、そんな簡単に引き受けちまっていいのか?解決できなかったらどうするつもりだよ」 ハルヒ「できるわよ!」 ハルヒ「きっと喜緑さんはオナニーのし過ぎで感じなくなってるんだわ」 ハルヒ「二、三発ヤクを打ってフィストファックすればいいだけの話よ」 本気でそう思っているようだ キョン「喜緑さんとは親しいんですか?」 みくる「ううん一回もしたこtゴホッゴホッ話したことなかったです」 キョン「(俺たちに相談するくらいなら風俗嬢かAV女優になればいいのに。や、すでになった後なのかな)」 キョン「(それでもっと強い刺激が欲しくて朝比奈さんに声をかけたのか。そんなところだと思うね)」 喜緑さんのアソコはとてつもなくガバガバだった。 新しいとも古いとも言えないちょうどよさげな色合い。 見た目は非常に普通である。平凡。 「何とか感じさせられないかしらね」 ハルヒは穴をグチャグチャして濡れ具合を確認してから、乳首を押した。 キョン「(順序が逆だろ)」 ハルヒ「アナルから攻めたらどう?エネマグラなら感じるんじゃない?」 キョン「俺はまだ他人の未知の領域を開発したくはないぞ」 ガバッ 長門「液体ヘリウムみたいな目が俺を見つめていた」 キョン「長門、少し黙ってろ」 ハルヒ「あら。こんなに開いてたの?気付かなかったぁ。まぁいいわ入りましょう」 ハルヒ「おっかしいな。5人も入れば流石に感じると思ったのに…」 ハルヒ「キョン。あんたほかに感じさせる方法知ってる?」 キョン「イラクあたりで慰安婦になるか、本気でデカいのをぶち込むか…」 長門「出たほうがいい?ねぇ?出たほうがいい?」 ●<長門さん黙ってて下さい キョン「真面目な声を出すな。息を吹き掛けるな。俺のケツの穴に指を入れるな気色悪い」 ●<奇妙な違和感を感じます。これに近い感覚を僕は知っている ハルヒ「 ~〇 発見!勿体ないから食べましょう」 ハルヒ「はい、みくるちゃん、あーーん」 みくる「いやですぅ~」 キョン「何に近いって?」 ●<閉鎖空間です。ここはあそこと同じような香りがします ●<まぁ今僕たちはアソコの中にいるんですけどね笑 キョン「誰が上手いこと(ry」 長門「次元断層が存在。位相変kみくる「うめぇwwwwwwwwwwwww」 キョン「ここは、さっさと撤退したほうがよさそうだな(いろんな意味で)」 完 ハルヒ「ごめんキョン!あたしもう黒人の極太チンポじゃないと感じない身体になっちゃったの! もうキョンのお粗末な9cmチンポじゃ満足できないの!というわけでさいなら~ノシ」 キョン「ま、待つニダ~!ウリのチンポは小さくないニダ~!」 キョン「ハルヒ好きだー!」 ガバッ 長門「ぎにゃーーーっ!?」 … … … … … キョン「すまん、長門。誤爆した」 長門「……ヒック…グス…(膣出しされた後に言われてもなぁ)…クスン」 ベッドに寝転がっていると妹がやってきた。 「ねぇ……お、お兄ちゃん。」 「は?」 晴れて妹が中学に入学してから四ヶ月。どうも様子がおかしい。 あまり俺の部屋に来なくなり、一緒に出かけることも 控えるようになったかと思うと、今度はこれだ。 「ハル……にゃんのことさ、なんて呼べばいいかな。」 「?『ハルにゃん』でいいだろ」 「でも、あたしもう中学生だよ?」 「変わらないさ。」 体も少し大きくなってきた。特に胸の発育がよく、 Tシャツ短パンでうろつかれると少し困る。色々と。 「ちゃんと考えてよ。…お兄ちゃん。」 「さっきからなんで『お兄ちゃん』って呼ぶんだ?」 「だって『キョンくん』って呼ぶの変だ、ってみんなが。」 「そんなこと気にするな。気にするなら服装を気にしろ。だらしない」 親のようなことを言ってやる。別に妹の体が気になるわけじゃないが。 ……AからBに移行中ってところか。 「あたしのカラダ、気になるの?」 妹が布団越しに俺の上に乗っかる。胸元から覗く谷間を見ないよう視線を反らす。 「全然。ハルヒの方が凄いからな」 「……ねぇ、」 今度は布団に入ってきた。 「ハルにゃんとしてること、あたしにもしてよ。」 「は?」 「真似だけでいいから。」 ははあ、こいつは俺を動揺させたいわけか。 どうもこの年頃の女というのは、男を誘惑する優越感に浸りたいらしい。 あの優等生ミヨキチですら、最近やたらと足を組み替えてくる。 「よし、ちょっとこっち寄れ。」 「え…」 「まず突然キス。」 「!」 寸前で止めると、顔を硬直させて少し脅えている。からかいがいがありそうじゃないか。 「片方の手を……」 腹の上に手を這わせ、下腹部に…… 「や……」 「入れると見せかけて太股をさする」 「え?……んっ……」 「そして首筋を舐める。」 「!……」 舐めると妹の体がピクン、と反応する。 「同時にだんだんと太股の内側に手を進める。」 「あ……や……」 妹はふるふる震えている。怖がっているのやら感じているのやら。 「そんで、またキス。」 「んむっ!?」 ……あ、マジでやっちまった。 「キ……キ、キョンくんのばかっ!」 ブヘァ!こいつ結構いいパンチ持ってやがるグボォ! 「ばかっ……ばかっ……」 「待てって。なぁ、」 弁明をするべく、逃げようとする妹を抱きとめる。 すると妹の、肩ほどの長さの髪から……女の匂いがした。 「……キョンくん?どうしたの?」 胸に触れる。 「あっ…ん…や…」 ……確かめるべきか。確かめたら俺の中にいた妹はいなくなるかもしれない。だが、……股間に手を伸ばす。 「んあっ……」 「!?」 俺は飛び退いた。……まさか、そんな、 「……濡れてて驚いた?くすぐったい、とか言うと思ってたでしょ。 あたしもうオナニーも知ってるんだよ?」 妹は赤面したまま俺に体を預けてくる。 「キョンくんがハルにゃんにさせてるの見てたの。」 「な…んで…」 「押し入れの中で見てたんだよ。ミヨキチと一緒に。 キョンくんあたしのオナニーでもコーフンしてくれる?」 自分の股間に触れようとしている妹の手を掴む。 「部屋に帰れ。あともうそんなことはするな。」 「キョンくんとエッチしたい。」 パシッ ひっぱたいてやる。 「……あたしより先にミヨキチとしちゃ嫌だからね」 涙目になりながら、妹は部屋から出ていった。 「……なんてこった」 終わり ハルヒ「みくるちゃんは処女?」 みくる「処女じゃないです」 ハルヒ「今彼氏いるの?」 みくる「今いません」 ハルヒ「じゃあ一人でしているんだ」 みくる「え、いや・・・」 ハルヒ「いいじゃん、みんなやってることなんだから。オナニーは悪いことじゃないよ。みくるちゃんもオナニーしてるんでしょ」 みくる「うーん…することもありますけど…」 ハルヒ「みんなーみくるちゃんはオナニーしまくりですよーーw」 みくる「しまくりじゃないですー」 長門「ここぞとばかりに彼をレイプ」 キョン「なんか知らんがアーッ!」 『夜俳エクスプレス』 草木も眠るうしみつ時。 俺は妹の部屋に潜入していた。全裸で キョン「こちらスネーク、妹の部屋に潜入した。大佐、指示を。」 キョン(裏声)『妹のマムコを擦りながら自慰をするのよスネーク』 キョン「了解」 そろそろと妹の眠っている布団を捲り、露になる妹の下半身から無用の物を取り除くべくパジャマを下ろす… だが一枚ずつ下ろしていては時間がない、そこで俺はパンツごと下ろす二枚同時下ろしという暴挙にでた! … … … … 少しずつ…少しずつゆっくりと下ろす…妹の呼吸に合わせて…そうすること1時間弱 眼下には筋の通った美しい楽園が広がっていた。俺はいきりたつ己が劣情に優しく手を添え…空いた手で楽園の花園にゆっくりと足を下ろした。 劣情を激しく攻めたて妹の楽園に無遠慮に雨を降らせ揉凌する様はまるで暴君!暴君ハバネロ、ハバネロ侍やぁ~www 妹「ん………キョンくん?」 しまった調子に乗りぎt ウッ ドビュルビュー!ビュルー、ビュクビュク! 突然のアクシデントに見舞われつい尻の穴に力が入る。自ら前立腺を刺激してしまった俺はかつてないほどの精液を妹のまだポッコリと子宮の浮かびあがるお腹にぶち撒けてしまった。 妹「ふぁ? 何? 何か熱いよ~?」 幸いにも捲った布団が邪魔をして妹には自分が何をぶち撒けられたか理解していないようだ…これなら誤魔化せるかも!? キョンママ「ちょっと○○(妹の名前)、こんな夜中に何暴れてるの!?」 ドアが開き廊下の光が妹の部屋に差し込まれる。 妹「ママ~、キョンくんが変でなんかお腹が熱いの~」 惨事を目の辺りにして硬直する母、下半身裸で精液まみれの妹、全裸でチンコから白い糸を垂らす俺、 人生オワタ\(^o^)/ オ、オ、 オワターオワオワオワター♪ \ オオオワターオワオオワオワタ/ ♪\(^o^) ♪ キュッキュ __) _ /◎。◎。/| \(^o^)ノ「 ̄ ̄ ̄ ̄| | ) ) | |/ ((  ̄ )) \(^o^)ノ ノ ノ \(^o^)ノ ((  ̄ )) ) ) (((  ̄ ))) ___ ←樹海| オワタ  ̄|| ̄ ┗(^o^ )┓三 || ┏┗ 三  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 完 ある蒸し暑い夏の夜のことだった。 ひどい暑さで寝付けそうも無い、そんな時、携帯電話が鳴った。 ハルヒからだ、このところ夜によくハルヒから電話が掛かってくる。 他愛の無い世間話を30分ほどするだけだが悪い気はしない。 だけどこんな時間にくるのはめずらしい いつもならとっくに寝てる時間だと思いながらも電話を取る ハルヒ「もう!こう暑くっちゃ眠れやしない! そうだ、アンタ私を怖がらせてゾクゾクさせてちょうだいよ!手段は問わないわ!」 キョン「了解、まず服を脱げ」 ハルヒ「もうとっくに脱いでるわよ、こんな暑いのに服なんて着てられないわ」 キョン「OK、ゆっくり乳首に指を這わせろ。」 ハルヒ「…できれば怖い話とかでゾクゾクさせてくれない?///」 俺はとんでもない勘違いをしていたらしい… セカンドレイプ! みくる「オラオラオラッ!」 岡部「うひぃ~www大枚はたいた甲斐があったぜぇ~wwwwww」 ハルヒ「キョン私と付き合いなさい!」 みくる「キョン君!す、すきです!」 長門「……すき」 キョン「とりあえず全員脱げよ」
https://w.atwiki.jp/may3dcustom/pages/285.html
集合写真企画に参加したことで、ROMからSS職人に転身した。 金髪ネコ耳と紫髪うさ耳の嫁二人を主に使っている。 メガネが大好き 他の人の嫁を再現するのが上手く他の人の嫁のssもよく作っている 他人嫁を上手く再現したss、鬼作さんのかっこいいss、ポーズエディタでの指の動きをssで解りやすく解説してくれるなど活動の幅は広い 嫁一覧 クラム・クローデル 名前 コメント クラム・クローデル 主なスレ住人
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/416.html
「…だーれだっ♪(サクッ)」 キョン「…この痛みは…朝倉だろ。」 朝倉「へえ、判ってくれるなんて嬉しいな。」 キョン「なんつーか…判りやすいんだが。」 ハルヒ「キョン…なんで平気なの?」 長門「……夏コミはキョン×国木田でいく」 朝倉「ちょっと待ってよ!古泉×キョンでって決めたじゃない」 長門「…やはりありがち、ユニークさが必要」 喜緑「じゃあ、会長×古泉はどうですか」 長門「…短編でいこう、任せる」 朝倉「え~私もう古泉×キョンで書き始めてるわよ」 長門「……仕方ない、3編構成にする」 朝倉「ダメよ、絶対間に合わないわ」 喜緑「下書き状態でいくんですか?」 長門「…そんな舐めたまねしない、ファンの期待は裏切らない」 朝倉「じゃあ、どうするのよ?」 喜緑「まさか…」 長門「…そう……3人で情報統合思念体にアクセスすれば可能」 キョン・古泉・国木田・会長「アッー!!」 朝倉「やっぱモデルがいればはかどるわ、キョン君もっと古泉君を見つめて」 喜緑「そうですね、会長は攻ですから恥らわないで」 長門「…焦らないで、4人の肉体への支配力はあと一週間持つ」 谷口「WAWAWA忘れ物 うおぁ!」 長門「た、、谷口くん! 助けてぇ」 キョン「は?」 長門「キョン君が・・・ キョン君が私を押し倒して・・」 谷口「・・・・ キョン。おまえって・・・」 キョン「いや、違う!俺はそんなことしないって!これはフィクションだ!」 谷口「・・・あんなヤツほっといて、行きましょう」 長門「はい・・・」 キョン「そんな・・・ 嘘だろ?長門・・」 朝倉「キョンを転校させて涼宮ハルヒの動きを見る。長門さんもなかなかやるじゃない」 朝倉「男性向けに進出してみない?」 長門「……必要ない」 朝倉「固定ファンがいるといえば聞こえはいいけど 現状を維持するままではジリ貧よ、改革すべきだわ」 長門「……仮に改革するにしても時期尚早」 朝倉「良いわ、私だけでも独断で改革する」 長門「……あなたは私のバックアップのはず」 朝倉「ふふっ、女性向けではね。男性向けは私の領域よ」 長門「…女性の描き方がうまい」 朝倉「この領域では私には勝てないわ、どう認めたら」 長門「……」 朝倉「!! あらかじめ女性描画を封印していたのね、 あ~あ残念、私は所詮バックアップだったかぁ」 長門「…あなたはとても優秀」 朝倉「私の負け!大人しく女性向け描いとくわ」 喜緑「せっかくですからフタナリとかどうですか?」 朝倉「私は願ったり叶ったりだけど…」 長門「……貧乳設定なら許可する」 朝倉「ありがとぉー」 谷口「世の中には二種類の人間がいると思うんすよ。 開いてる奴と、閉じてる奴。 俺はまぁどっちかと言うと……開いてるのかな」 ~朝比奈ミクルの冒険試写会~ ハルヒ「すごいできじゃない!これなら当日満員御礼大入り袋よ!」 これを衆目に晒すというのか……! キョン「いかれてるよお前…」 ハルヒ「いかれてる?何を今更!!半年程いうのが遅いぞ!! よろしい!!結構だ!!ならば私を止めてみろ自称健常者諸君!! しかし残念ながら私の敵はキミではないね。少し黙っていてくれよ普通人 私の敵は未来人!! 超能力者!!宇宙人!!いや!! そこでうれしそうにたたずんでいる男だ」 谷口「WAWAWAWA忘れもの~wwうはwwwこれどういう状況?ww」 谷口「最近性欲が無くってよ~オナニーにも飽きちまったなぁ~」 キョン「そうか」 谷口「それにだ、なんでこの高校にゃあろくな女がいねえんだ?」 キョン「しらん。チャック開いてるぞ」 谷口「‥‥あぁ‥」 キョン「‥ファッションなのか?」 谷口「‥違う‥‥まあ、、、オマエには話しとこうかな‥」 キョン「なんだ?」 谷口「実は幼稚園の頃、チャックで陰茎の皮を挟んじまってな…6針縫う惨事だった…」 キョン「‥‥」 谷口「それ以来トラウマになっちまってな、、、無意識の内に開け放っちまうんだよ…」 キョン「‥そ、そうか」 谷口「悪いな、変なこと聞かしちまって‥」 キョン「‥‥その傷って‥今もあるのか?」 谷口「え‥あ、あるけど‥」 キョン「見せてくれないか‥」 谷口「え‥‥いいけど‥み、見るだけだかんな!」 キョン「ああ、わかってるさ、あ‥」 谷口「か、顔を近付けるな‥!」 キョン「大きくなってる‥‥」 ―――はっ!――――――――――――――― ドリームか‥ って何してる!!? キョン妹「大きくなってる‥‥///」 キョン「あさだちんこー!!!」 古泉「ともだちんこー!!!」 キョン&古泉「あばばばばばばばwwwwwww」 みくる「仲良いですね、二人///」 ハルヒ「下半身丸出しなのは問題だけどね」 長門「………あいむぷりんせすてぃんこー!!!」 ハルヒ&みくる「っ!?」 ???「WAWAWAWAわすわあああああぁぁぁ………!」 朝比奈「おい鶴屋!タバコ買ってこいよ!」 鶴屋「・・・・・・」 朝比奈「おい!買いにいけって言ってるだろ!」 鶴屋「もう・・・いや・・・・」 朝比奈「あ?」 鶴屋「あんたみたいな奴!」 ドスッ 朝比奈「えっ・・・・・・」 鶴屋「ごめんにょろ・・・でも・・・もう」 朝比奈「この野郎・・・・・・」 鶴屋「ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」 キョン「ハッ!ドリームか・・・・・・」 ハルヒ「1年9組にやってきた即戦力の転校生、その名も、」 キョン「!! ・・・ヅ、ヅラ。」 桂「ヅラじゃない! 桂だ!」 ………露骨な武器で構わない 誰かに目撃されるとか、警察が来るとか、今は気にしなくていい どうせ狂った世界なんだ……… 俺がいなくても勝手に「俺」が現れて遊んでる世界 俺が警察に逮捕されたって、当たり前の様にもう一人の俺が帰宅するだろう……… ぺたり 圭一「お前………、ひょっとして………、悟史………なのか………?」 古泉「いえ、僕です」 圭一「………」 古泉「さぁ!始めましょうか!」 圭一「ら、らめぇ………!」 長門「保守」 鶴屋さん「みっ、みっ、ちるちる、みっちるんるん♪ みちるーっ、風呂はいろっ!」 みちる「はぁい、ありがとうございます」 鶴屋さん「それにしても、そっくりだね!双子ってこんなに似るもんなんだ?」 みちる「よ、よく言われます」 鶴屋さん「でもさ、あたし知ってんだっ。みくるも、ここに星型のホクロがあること…」 みちる「え!?こ、これはその……ぁの」 鶴屋さん「なーんてね!あはは!別にたまたまでしょ?分かってるよっ」 みちる「……ありがとうございます…鶴屋さん」 鶴屋さん「ははっ、みくるの妹ならあたしの親友さっ。気にすることないにょろよっ」 みくる「長門さん、生きていて楽しいですか?」 長門「………」コクッ 鶴屋さん「みくるはどーなのさっ?」 みくる「楽しいですよ♪」朝比奈さん(黒)(無口宇宙人とめがっさハイテンションでこ女がいなければな) シャミセン「にゃー」 長門「にゃーにゃー」 シャミセン「ふにゃ~」 長門「にゃにゃにゃにゃ?」 シャミセン「なー…ゴロゴロゴロ」 長門「みゃっ」 キョン「シャミセンはなんて言ってるんだ?」 長門「……頭大丈夫?」 鶴屋「にょろー」 長門「にょろーにょろー」 鶴屋「ふにょろ~」 長門「にょろにょろにょろにょろ?」 鶴屋「なー…にょろにょろにょろ」 長門「にょろっ」 キョン「長門はなんて言ってるんだ?」 鶴屋「……頭大丈夫?(うぅ・・・めがっさひどいっさ)」 長門「なー、なー」 キョン「なんだよ」 長門「なー」 キョン「だからなんだよ?」 長門「本当に猫と会話してたと思ったの?」 キョン「ちくしょー馬鹿にしてー!!」 シャミセン「うぷぷ」 シャミセン「にゃー」(我輩が思うに貴女は主人に恋をしていますね?) 長門「にゃーにゃー」(何故?) シャミセン「ふにゃ~」(見ていればわかりますとも。ふむ、よろしければ主人をろうらくする術を伝授しましょうか?) 長門「にゃにゃにゃにゃ」(是非!!!) シャミセン「なー…ゴロゴロゴロ」(主人の世話焼きスキルを逆手にとるのですよ。簡単に言えばからかったり悪戯したりなど、わざと主人を困らせて気を引くのです。きっとあなたの望む結果が得られますよ。気を引いたあとの問題は貴女しだいですが…どうしますか?) 長門「みゃっ」(試してみる価値はある。感謝) キョン「シャミセンはなんて言ってるんだ?」 長門「…(考え中)……頭大丈夫?」 長門「なー、なー」 キョン「なんだよ」 長門「なー」 キョン「だからなんだよ?」 長門「本当に猫と会話してると思ったの?」 キョン「ちくしょー馬鹿にしてー!!」 シャミセン「うぷぷ」(クッw言い忘れましたが先程の方法では気は引けてもそれは異性としてではありませんから。プクッww) 長門「醤油はこっち」 キョン「いや、遠いから」 長門「こっち」 キョン「ここ」 長門「こっち」 キョン「ここ!」 長門「こっち?」 キョン「こ~こ!」 長門「……じゃあこっち」 キョン「それじゃあお前も取れないだろ?こっちだっ」 長門「じゃあソースはこっち」 キョン「だから~」 シャミセン「にゃ~はっはっはっはっwwwww」 ナガトラマン「デュワッ」 キョン「お、縁日の時のお面か」 ナガトラマン「ナガトラマンビーム!」 キョン「うわっやーらーれーたー…ガクッ」 ナガトラマン「………うわぁ……」 キョン「えっ!??」 シャミセン「にゃ~」(うわぁ~主人つまんね~) ナガトラマン「デュワッ」 キョン「お、縁日の時のお面か」 長門「実は私」 キョン「いや、知ってるよ」 長門「………」(じーっ) キョン「いやいや、気づいてたから」 長門「………」(じーっ) キョン「いや、本当に気づいてたからね?」 長門「………」(じーっ) キョン「いやいや、マジで気づいてたんだって!!そんな目で見るな~!」 ハルヒ「………」(じーっ)←仲間に入れての一言が言えないタイプ オシム「ハッルーヒ、アッサヒーナ、ナッガート、アサクーラ…シャミ」 取材陣「オオーッ」 そこに居た人物を目にして、俺はかなり意表をつかれた。 「・・・・・・入ったら?」 「・・・お前か」 朝倉だった。俺は朝倉の言葉にしたがって教室に足を踏み入れる。 「そ。意外でしょ?」 「何の用だ?」 「・・・用があるのは確かなんだけどね、ちょっと聞きたいことがあるの。・・・私のこと、どう思ってる?」 「・・・どういう意味だ?」 「言葉通りの意味よ。・・・人間はさ、やらなくて後悔するよりもやって後悔するほうがいいって言うよね。 でもね、普通の人たちは頭が固くてついていけないの。でも、私はそうもしてられない。 手を拱いていたら、どんどん良くないことになりそうだから・・・。 だったら、もういっそのこと思い切ってやってしまってもいいわよね?」 何を言おうとしているんだ?ドッキリか?掃除用具入れにでもWAWAWAが隠れているのか? 「・・・だから、思い切ってあなたを殺してみることにしたの」 「え?」 瞬間。朝倉の手に握られたナイフが、俺をめがけて突進してきた。 「!?」 咄嗟に身をかわす。何だ何だ何なんだ!?いやまて、この状況は何だ!?何で俺が朝倉にナイフを突き付けられねばならんのか!? 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 04 14 05.56 ID 9TeLgSvr0 「・・・な、何だよその包丁!!マジアブねーって!!」 「あは、あははははは、大丈夫、痛くないようにするから」 鋭利なナイフを構えた朝倉がゆっくりと迫ってくる。 「い、痛くないわけねーだろ!!ていうか俺を殺すってどういうことだよ!!」 「あれ?なんで後ろに下がるの?」 「な、何でって・・・・・・」 足が震えてまともに動けない・・・!!とにかく逃げろ!!逃げるんだ俺!! 「あのね」 「な、何・・・・・・」 やべっ、後ろ、壁・・・っ!! 「私ね」 「う、うあ・・・・・・」 逃げられない!!殺される!!殺される!!殺される!! 「君のことを愛してる」 「・・・・・・え?」 思考が停止する。 「あは、あはは、じゃあ、死んで」 ざしゅ ハルヒ「本当はSOS団で遊びたいの・・・」 鶴屋「ほうほう」 ハルヒ「でも団員がいじめられてるのはほおっておこないの・・・・・・」 鶴屋「それでそれで」 ハルヒ「だから生徒会に突撃するわ!」 キョン妹「キョンくーんっ、あっさだよぉ~う!」 キョン「ゲハァッ!こら、もっと静かに起こしなさい」 キョン妹「あたしに意見するなんて何様よ!」 キョン「俺はおまえのお兄様だろうが」 キョン妹「バッカじゃないの?あんたみたいなヘタレがあたしのお兄ちゃんなわけないじゃない」 ………… …… 長門「近い未来にこうなる」 キョン「どうにかならないのか?」 長門「…ない」 朝倉「あ、あ、あっさくら、あさくらんらん♪」 キョン「今日はごきげんだな?」 朝倉「ええ(あなたを殺せるんだもん♪)」 谷口「最近性欲が無くってよ~オナニーにも飽きちまったなぁ~」 キョン「そうか」 谷口「それにだ、なんでこの高校にゃあろくな女がいねえんだ?」 キョン「しらん。チャック開いてるぞ」 谷口「‥‥あぁ‥」 キョン「‥ファッションなのか?」 谷口「‥違う‥‥まあ、、、オマエには話しとこうかな‥」 キョン「なんだ?」 谷口「実は幼稚園の頃、チャックで陰茎の皮を挟んじまってな…6針縫う惨事だった…」 キョン「‥‥」 谷口「それ以来トラウマになっちまってな、、、無意識の内に開け放っちまうんだよ…」 キョン「‥そ、そうか」 谷口「悪いな、変なこと聞かしちまって‥」 キョン「‥‥その傷って‥今もあるのか?」 谷口「え‥あ、あるけど‥」 キョン「見せてくれないか‥」 谷口「え‥‥いいけど‥み、見るだけだかんな!」 キョン「ああ、わかってるさ、あ‥」 谷口「か、顔を近付けるな‥!」 キョン「大きくなってる‥‥///」 長門 ガラガラ「ぅいーすWAWAWA忘れ物~♪…うぉぁ!‥‥‥ご、ごゆっくりぃ(T_T)」 谷口「面白い奴だな…」 キョン「はぁ、どうすっかな…」 谷口「大丈夫。奴は腐女子だ」 キョン「余計まずい!」 谷口「あ」 キョン「どうした」 谷口「コンタクトを無くした」 キョン「‥眼鏡の方がいいぞ、俺、眼鏡属性だし」 谷口「眼鏡属性って何だ?」 キョン「な、何でもない///只の妄言だ‥」 長門「‥キョン×谷口とは盲点だったナリ!さっそく夏コミに向け、執筆するナリ!」 次の日、ハルヒ古泉両名が各々眼鏡姿で登校しましたがそれはまた別のお話… 長門「という事で拙者はキョン×谷口にするナリ」 喜緑「それは盲点ですわ、でもワタクシも盲点カップル考えてましてよ」 長門「おぉ、さすが喜緑氏!!一体誰ナリ?」 喜緑「それはですね、岡部×会長ですわ」 長門「禁断の教師生徒モノキタコレ」 喜緑「朝倉様は何か考えていまして?」 朝倉「えっ!?えぇまぁ…」 朝倉(付き合う端末変えようかな…) 朝倉「あのね・・・私のこと・・・どう思ってる?」モジモジ キョン「どうって・・・・お前・・・もしかして」 朝倉「なーんてね、ドッキリでした。ひっかかったね。驚いた顔始めてみたなー」 キョン「なーんだ・・・・そうか」 朝倉「うん、じゃあねバイバイ♪」タッタッタ「キョン君・・・・・・」 長門「バックアップのくせに・・・・・・許さない!!」 朝倉「フンフンフン♪」 長門「待ちなさい!」 朝倉「なに?長門さん?」 長門「私はあなたを許さない、くらえ!私にはないけどテドドン!!」 朝倉「うぎゃあああああああああ」 次の日 岡部「えー朝倉が行方不明らしい、だけどそんなに心配するなってママが言ってた」 国木田「先生!だけど同じクラスメイトですよ!」 岡部「うるさいよ!このバカチンが!!あと谷口!タバコかって来い!!」 谷口「は、はい!」まってたぜ、これで授業を抜け出してキョンの妹に合える 男子A「そういえば阪中きもくね?」 男子B「まじでそうだよな」 女子A「うざいー」 国木田「阪中さん!うぬぬぬぬって呟くのやめてください!あと顔が変です!」 クラス一同「お前、それはねえだろ!差別だよ!」 国木田「・・・・・・」 黄緑(よかったわ、このクラスを買収しといて。これでショタSM物がかけるかもしれない」 谷口「よし!キョンの家の前まで来たぜ!」ん・・・・妹も学校だーーーーorz 新川「貴方様からオーラが見えとります。女の子を落とすなら今じゃぞ?」 森「もう、また勝手に出かけたの!さっさと帰るわよ!」 田丸弟「そこのきみ、僕とコンビを く ま な い か ?」 谷口「ウホッ」 田丸兄「まて弟よ、俺は?」 田丸弟「お前はもうTVに出られないんだからいらない!」 谷口「どうやら弟とは仲が合いそうだ。こっちにするよ」 谷口&兄「ぐへへへへ未成年はいねか?ーー」 田丸弟「・・・・・・」 シャミセン「にゃあ」 古泉「キョンタン、いきますよ・・・・」 キョン「あんまり痛くするなよ」 古泉「はじめてなんですから・・・ちょっとわかりませんね」 キョン「アッー!痛い!痛い!」 古泉「す・・すいません!でもすぐ慣れますよ」 キョン「あっ・・・きもちいい・・・」 古泉「どうですか?」 キョン「なかなか上手いじゃ・・・あっ・・・」 古泉「まだ我慢してくださいよ、始まったばかりなんですから」 ハルヒ「こらー!あんたたちなに淫らなこと・・・・・・あれ?」 キョン「どうしたんだハルヒ」 古泉「僕はただキョンタンにマッサージをしていただけですよ。」 ハルヒ「あ、そうなんだ。」 古泉「ついでに今のキョンタンのあえぎ声は録音させてもらいました。 これでしばらくオカズには困りません。」 ハルヒ「そんなことはいいから早く終りなさい!後がつかえてるのよ!」 サントス「マダカヨ~」 柳沢「はやくしろ」 山本「気持よくしてくれよ~」 古泉「いつから客が!?」 となりのハルヒ 谷口「やーい!お前の部員、おばけやーしき!」 キョン「たにぐちっ!」 みくる「だぁーれがおばけだってー!」 長門「貴様・・・命はないと思え・・・」 古泉「ふふふ、僕のテドドンが唸りますね・・・・」 谷口「アッー!」 ハルヒ「私谷口って嫌い!でも鶴屋さんの焼きそばはだーいすき!」 鶴屋「嬉しいこと言ってくれるじゃないの。さて、めがっさ・・・・・・」 ハルヒ「だが断る」